昨日はクライアント様のまた先のクライアント様の視察を兼ねて、嵐山の料亭での昼食でした。
久しぶりの嵐山でしたが、梅雨の曇天の嵐山は木々の緑もしっとりしていて深い色に色づき、意外にきれいでした。
昨日は降りませんでしたが、この頃の雨で河の水かさはかなり増水していました。
色もこの通り、茶色く濁っていました。
さて、今日向かった先は、松籟庵(しょうらいあん)です。
渡月橋の上の船着き場よりもさらに先に入っていった、深い林の中にたたずむ料亭です。
玄関を入ると
このような立派な書がお出迎えです。
通された部屋にも
なんでも、有名な書家がオーナーの料亭らしく、この建物自体が旧・近衛文麿の別邸だったそうです。
なので、こんな風情なんでしょうね。
この窓からは、水かさの多い大堰川(おおいがわ)がとうとうと流れるのが見えます。
夏などはさぞかし心地よいだろうなぁと思います。
そうこうしているうちに料理が運ばれてきました。
懐石のコースだったのですが、このように夏らしい盛りつけでやってきました。
画像ではわかりにくいかもしれませんが、右下の部分は空豆に黒ごまの目を付け、モリアオガエルをあしらっていました。
鱧(はも)もあります。
どれもおいしくいただきました。
画像に収め忘れましたが、この後 湯豆腐が来て、
揚げ出し豆腐と、そして締めのごはんへと移るのですが、この時にじつに繊細な味のちりめん山椒に出会いました。
あがりは深い味のお抹茶。
じつに贅沢な昼食となりました。
まあ、食事にうつつを抜かしている場合ではありませんで、その後は館内の写真をバシャバシャ収めさせていただきました。
これを持ち帰って企画を練らなくてはいけません。
どんな企画が練られるか、自分でも楽しみです。
話はまーーーーったく飛んで、何ーーーーーーーんの関係もありませんが、今日ペタをつけていただいた方のブログにいろんなイロモノの画像が載っていたんで、今日は僕も負けずに1点アップします。
どうぞ