昨日は大阪・堺での仕事でした。


そこで、プノンペンに行ってきました。


そう、カンボジアのプノンペンではなく、堺のプノンペンです。


”堺のプノンペン”とは、大阪または関西のラーメン通では名前の通ったお店です。

南海堺駅から徒歩10分弱ぐらいのところにあります。






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まあ、この名前ですからインパクトはあります。

この店の噂は10年ほど前から既に聞いていました。

当時、堺在住の女性が 

「堺にすごいラーメン屋があんねん! 名前が『プノンペン』って言って、トマト使ったラーメン出してて、美味しいのは美味しいねんけど、こだわりの水や言うて 水残したら怒られんねん。」 と言っていました。

で、5年ほど前でしょうか、当時の堺のクライアント様に連れられて初めて口にし、すごく美味しいと感じたことを思い出します。

今回はそれ以後初めての再会でした。 


メニューは、ほぼ 「プノンペンそば」 一品。

それが、これです。



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杓子菜がたんまり、その中にセロリが混じり、ほんのりニンニクも使用されています。

そしてスープの中におそらくトマトをつぶして入れているものと思われ、その皮がほのかに残っています。

スープが赤いのが見られると思いますが、これは先ほどのトマトを使っているということの他に、唐辛子をうまく使って仕上げたスープであるからです。


麺はやや細麺。やや辛口のスープの中に、微妙にトマトらしき酸味が加わり、やや強めの味でありながらスッと入っていく素直な味。やはり噂に違わぬ美味さです。


素材にこだわっているのもこの店の美味さの秘密なのでしょう。

「杓子菜・・・店主栽培、ニンニク・・・青森○○産、トマト・・・○○産、水・・・河内長野○○産・・・・」など、店の壁に使用している素材の説明書きがあり、また米を分析に出して合格したと思しき証明書のコピーなども貼ってありました。


また、先ほどちらっと書いた「水」ですが、お客がセルフで汲むその水のサーバーには 「河内長野○○産の湧き水です。飲む分だけ汲んで、残さないようにしてください。 」 なる但し書きもありました。


先ほど、メニューは「プノンペンそば」 ”ほぼ一品” と書いたのは、この他のメニューが、それの「そば無し」、つまり野菜類のたんまり載ったスープ。そして、そこに「肉大盛り」など具のトッピング盛り込んだものだけだからです。(あと、ご飯もありますが)


まあ、とにかくこだわりの強いお店でしたが、本当に美味しい「プノンペンそば」でした。