昨日は神戸の春節祭に行ってきました。
春節祭といえば中国の正月を祝うお祭りですが、日本では全国にあるチャイナタウン(横浜や長崎など)で盛大に行われます。
神戸も例外ではないのですが、以前に比べてだいぶ世間の認知を得るようになってきたもんだと思います。
10年ほど前は、同じ神戸市民の中でさえその存在を知らない人が多くいたぐらいでしたから。
今は多くの人で賑わうお祭りになりました。
まずは、神戸のチャイナタウン・南京町の入り口の写真です。
この南京町は、横浜のチャイナタウンほど大きなものではなく、全長約300mほどのものですが、道の両脇には様々な中華料理店・中国雑貨の店などが軒を連ねています。
このストリートの中間辺りに広場があり、そこにメインステージが設けられ、そこでいろいろな催しが行われます。
今回写真に収めたのは民族舞踊の模様です。
衣装がとてもキレイでした。
で、この後、獅子舞が披露されます。
日本の獅子と違ってかなり派手です。
1つの獅子を2人で演じ、一人の肩にもう一人が立つというアクロバティックな技まで見せてくれます。
この時演じていたのは神戸市立兵庫商業高校の龍獅團の学生たちでしたが、かなり練習を積んでいるようでした。
毎年出演しているので、この学校の一つの伝統になっているのかもしれません。
獅子舞の次は龍の舞です。
すいません、かなりの人だかりで、こんな写真になっちゃいました。
獅子から龍に移るのは、まず獅子で厄を払ってから龍の福を授かる、という意味があるそうです。
獅子舞も龍舞もかなり見せてくれました。
彼ら彼女らは高校3年生で、この春節祭が学生生活最後の舞になるそうです。
それだけに、よけいに一生懸命舞っていたのかも知れませんね。
とにかく、このお祭り、街の装飾も日本と違ってかなり派手ですし、中国人独特のパワーがみなぎっています。
毎年ここで龍舞などを見せていただいて、1年間の福をもらって帰ってます。
街頭のブルース・リーもこの通り。
もう終わってしまいましたが、公式サイトはこんな感じです。
神戸南京町春節祭 http://www.nankinmachi.or.jp/shunsetsu/spring2009/
こうして、また今年もハッピーな気分で神戸をあとにしました。
(写真は三宮駅前です。)