◆共生社会の実現に向けて。 | ◆アスペ人エヂ家の極めてフツーの日々◆

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発達障害&心臓病持ち大学生エヂソンと、発達障害&気分障害&喘息持ちの放送大学生エヂ母は、多数派社会に紛れ込み、試行錯誤しながら生きづらさと共に生きる親子です(*´ー`*)

 自治体の公募委員に応募するためには、小論文800字の提出が必要でした✍️
 
 お題は「共生社会の実現に向けて必要なこと」😯

 ↓応募した原稿です🙈💦

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 共生社会の実現に向けて必要なことは、繋がりと歩み寄りだと私は考えています。

 私は、自閉症スペクトラムを持つ大学生息子の母親です。加えて、私自身も、気分障害の経験を経て自閉症スペクトラムの診断を受けました。十年前から県発達障害支援センターにお世話になっています。

 発達障害の子を持つ親として感じているのは、個性と呼ぶにはあまりに理解し難い我が子との生活に困難を抱えていても、周囲の理解を得ることが出来ない孤独感です。

 私たち親子のように知的に問題がないとされ、通常級で教育を受けた場合は、特に周囲との違いに困惑することが多いように感じます。

 幸いに私は、インターネットを通じて全国に住む同じ境遇のママ仲間と出会うことができました。共感し合える仲間の存在そのものが心強く、生きる力となることを実感しました。その経験をもとに、同じ境遇の親同士が繋がる必要性を感じ、親の会を始めました。手探りな対応への自身の不安や経験を発達障害への理解に変えて、生きる力を得ています。

 また、親としてではなく、自分自身の生きづらさと共に生きるため、一般社団法人ハートキーパーの会に参加しています。その中で、発達障害当事者が自己理解をし、周囲の方々に向けて当事者の目線で語ることの重要性を感じるようになりました。

 当事者が思いを言語化することで、周囲の方々が、発達障害について理解しようと努めて意識を向けてくださる。すんなりと理解できなくてもいいのです。その姿勢が当事者の生きる力に繋がります。逆に、当事者側から、健常者の特性を理解しようとする意識も必要だと考えます。

 お互いが歩み寄り、自分自身について言葉にし、耳を傾け合うことから、共生社会の実現は始まるのではないかと思います。今回の応募は、その第一歩だと考えています。
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 常日頃から思っていること、機会がある度に訴えてきたことをそのまま書きました✍️

 声にしなければ伝わらない✊

 想いを言葉にすることが重要なのだと感じています💝