さて、前回のつづきです。




私たちがこの事業を立ち上げて間もなく、私はあるおばあさんのところに、福祉用具をお届けしたんです。


そこで言っていただけたひとこと、




それは、



「この福祉用具があると、とても助かるわぁ。」


「ほんとうに、ありがとうね。」

 



でした。




なぜかその言葉を聞いた瞬間、私は目頭が熱くなり、思わず泣きそうになってしまいました。。109

 


ものすごく嬉しかった・・。



今でも、その場面を思い返すと、グッうるうるとなります。。


 

 


それまで携わっていた仕事は、大手企業の下請け業。


やって当たり前、出来て当たり前、ミスしたら怒られて・・・。という世界でした。


父も厳しい人で、感謝の声や褒める声は、もらった記憶がありませんでした。



そういった環境の中ではもちろん、逆境の中でも強く立ち向かう強い精神力を養っていただけたので、今では感謝しており、けっして恨んではいません。



でも、

あの、おばあさんから言ってもらった、「ありがとう」は、本当に嬉しかったんです。





それから2年ほど経ち、

とある勉強会で、「自分の経営理念を創る」、ということを学びました



そこで問われたこと、それは、


≪あなたは、何のために経営をしていきたいですか?。≫


 


・・・


かなり、悩みました。。



それまで、親のレールに乗って無難に生きてきた人生。。


周囲の期待にそれなりに応えて、周囲と自分を比較して、平均以上を保つようにしながら生きてきた人生。。。



自分が何をしたいのか、


何のために生きたいのか、


ましてや、なんのために経営したいのかなんて、考えたこともありませんでした。。




半年以上


悩みました。



自分に問いかけ、問い続け・・・



悩みに悩んで、多くの先輩経営者に、「考え方すらわかりません!!」と半分パニックしている状態を、ぶつけたりもしました。




そこでさらに問われたこと、、



『やまおか君は、泣いてしまうほど嬉しくて幸せな瞬間って、どんな時?』


『その瞬間がたくさんある人生。それを求めていけば後悔しない人生になるんじゃないの?』



・・・

その時に思い出したのが、やっぱりあのおばあさんから、「ありがとう」と言ってもらった瞬間でした。







それに気付いて以来、私は、


「ありがとう」が溢れかえる社会を目指し生きていこう。と、自分の夢にしました。



そして、

「ありがとう」と言っていただけるためのお仕事をやっていこう。!


もちろん、自分自身から多くのことに、「ありがとう」の気持ちを持ち、生きていこう。!!



そう、決めました。




長い人生の中で、この大切な気持ちをずーーっと忘れたくなくて、絶対に忘れたくなくて。


だから会社の名前にしたんです。






<サンクフルハート>


<Thankful-Heart>





私は、この社名に恥じないよう、生きていこうと思います。



まだまだ名前負けしている所がかなり多いですが、自分の人生をかけて、目指していきたい生き方なんです。



頑張りまっすびっくりまーくびっくりまーくびっくりまーく



 

 


↓↓↓ は、私が代表になった時、ずっと一緒に経営の勉強をしていた後継者の仲間の人たちがくれた、贈り物です。




さんくふるのブログ-kansya1



ずっと忘れずに、経営者人生をまっとうしたいです。





ありがとう!



みんな!!







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