Miss TapasとPeckham Refreshment Room | テムズ河の潮汐を眺めつつ

Miss TapasとPeckham Refreshment Room

ミス・タパス(Miss Tapas)は予約は取らないので友人のMさんと張り切って開店時間ぴったりに店まで行った。結果シェフらしい人がご近所さんっぽい人と外テーブルでリラックスしてた!さすが。銀行でも開店時刻に開くとは限らないものね。ま、仕込みは終わってたのかも。そこで立ちすくすのもなんなので店を素通り。

 

同じ通りのアフロ・カリビアン色の濃い雑貨屋さんを覗いてみた。店先には25cmx100cm位のサイズの色とりどりのナイロンのネットがぶら下がっている。以前から何に使うものか不思議に思っていた。体洗い用のナイロンタオルなのだそう。な〜んだ。ドレッドヘア等髪型を守るナイトキャップかと思ってた。

 

時間潰しにペッカム・ライの公園まで歩きその近辺の他のバーやレストランの様子も見た。まだまだ空き店舗や改装中の店舗が多いので更に賑やかになるだろう。都市部の荒廃地域の雰囲気が改善すると急に不動産屋なんかがビレッジと呼び出し長年の住民の苦笑を誘う。ここもペッカム・ライ・ビレッジと呼ばれる日も近いな。

 

 

15分過ぎ位に戻ってきたら開いていて先客も1組入っていた。

 

 

レストランではなくてもあくまでバーなのでテーブルは小さめ椅子もスツールで背もたれ無し。店内滞在時間はせいぜい1時間半とかだろう。樽の上に板を置いての立食用のテーブルもタパス・バーあるある?他のタパス・バーでも見かけたことがある。全体的にシンプルな内装だがメインバーのタイルにスペインっぽさが漂う。

 

 

スパニッシュオムレツ。Mさんが若かりし頃スペイン人に日本風にアレンジのスパニッシュオムレツを披露して微妙な顔をされた思い出話しを披露。他の日本人のい知り合いがやはりこちらに来たての10代の頃ムスリムの友人に自宅でポーク・カレーを出した話を思い出した。バージョンは違っても誰にでもあるそういう失敗。

 

 

ビートルートとナッツとゴートチーズのサラダはよくあるけどそこにストロベリーが加わった一品。おいしい!チーズとフルーツって合うね〜。上のハーブの色もきれい。ゴートチーズの食感がプリっとした感じで変わっていた。普通はもっとホロッとした感じでは。いや、おいしければどちらでも構わないけど。

 

 

1人75ポンド(約1万円)払って食べた(これにはスターターとか飲み物の値段も入っているけど。)Hawksmoorでのステーキよりもこのお肉の方がおいしかったよ、私には。前にMr. Baoで食べたのもおいしかった。あとはChesea Lambで一瞬だけ提供された幻のステーキ・バーガーのステーキが心に残ってる。

 

 

チョリソーとイカの炒め物。

 

 

デザートはアーモンドとオレンジのケーキ、クリーム添え。お持ち帰りする訳でもなしこんな食べにくいジャーに入ってくる不思議。最近はフレンチフライがホーローのミニバケツに入って出てきたりこういうのが多いね。知らんけど〜。味はおいしかった。結構おなかいっぱいだったので2人で半分こした。

 

Mさんと私はたぶん割と胃が小さい。飲み物も1、2杯しか飲んでないのに隣のテーブルに運ばれてくる他の料理も見て気持ちはもっと食べたいのにこの日はこれで終わり。また戻って来なきゃ〜。お会計、現金で折半したのがもういくらか忘れてしまった。えっとたぶん1人25ポンド(約3千300円)位。Mさんに問い合わせ中。

 

 

街中のにこんな張り紙が。ミダース(Midas)って何かバンドとか?

 

 

ミス・タパスの店外には短いながら行列が出来ていたので食後は店を移動した。駅近くのペッカム・リフレッシュメント・ルームPeckham Refreshment Roomにて更に近況交換やMさんの新しい趣味についてのお話しに花が咲きましたとさ。あ〜、楽しかった、幸せな気持ちで家路に着いた。