私の母のレシピです
桜の花の塩漬けの作り方
桜の花の塩漬けを作っておくと、桜湯、吸い物、桜ご飯、
お菓子、お弁当の香り付けにと便利です
1、 春、八重桜が少し開きかけた頃、写真①のように
桜の花が2~3房付いた状態に摘み取る
(このくらいの開き加減が桜湯にしたとき、
お茶碗の中でバランスが良い)
①
2、 大き目のボールと笊を使い、
花びらを痛めないように水を張り、
軽くふわふわ~~っとそ~~と洗い、水を切る
※この場合、サラダなどの回転式の水切り容器を
使うと便利。
無い場合は、布巾に包んで振る
3、 花に塩をパラパラ~っと絡ませる
目安: 花200グラムに対して、塩30グラム
4、 卓上漬物器で軽く押す
少量の場合は、小ビン、どんぶり等で。
重し代わりに皿、ビー球、小石などを良く洗って
ビニール袋に入れ、乗せておく
5、 3日~1週間で水が上がってくる
水がかぶらないと色が悪くなるので
水が足りなかったら、
ひたひた状態になるように水を少量足す(差し水)
6、 水が上がってきたら、両手で挟んで押さえるように、
ふわっと水を切って元の容器に戻し、
桜がひたひたになるように白梅酢を入れ、
浮き上がらないくらいに軽く重しをして、
10日くらい涼しい所に置く
目安: 花200グラムに対して、白梅酢100cc
7、 約10日後。同じようにやさしく白梅酢を切り、
丁寧にほぐして笊に広げて陰干しにする
このとき、しっとりとするくらいに水分を残し、
塩をからませビンまたはビニール袋に詰めて
冷蔵庫で保存する(数年もつ)
※冷凍にすると、水分が無くなり過ぎてあまり良くない
葉も、柔らかいうちに取って、同じように漬けておくと便利
(さくらもち。白身の魚を包んで蒸す。等)
2007年に母に聞いていたものです
写真が少なくて申し訳ないです
春は雨が多く、桜の花は雨がかかると
色が薄くなってしまうのでできれば
雨が降る前に摘んだほうが良いです。
↑出来上がった塩漬けの写真
右側と左側とすこ~~し色が違いますね?
作った年が違うのです。
その時の気候・天候によって桜の色が
微妙に変わってしまっているんですね