タイ語は本で勉強しても通じにくい。 | チェンマイ・ランプーン20代で隠居生活

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家賃収入・ネット収入の不労所得と言われる収入で、20代をタイ北部の物価の安い地域で悠々自適に生きてた男も30代に突入。


コンド

タイ語の勉強の壁は、まず、発音声調だろう。  例えば、日本でも同音異義語というものがある。 買うと飼うとか、着ると切るとか。 「牛を買う。」 と、 「牛を飼う。」 では、抑揚と意味が異なる。 「洋服を着る。」と「洋服を切る。」では抑揚と意味が異なる。


しかし、日本人の場合は、前後の文脈や状況によって、イントネーションが違っても類推できたり、確認の為に聞き返す事も多い。 外国人との会話なら尚更である。 

 

他方、タイ人のほうだが、発音や声調が違うと、完全に分からない事がしばしばある。 脳がフリーズする。 本当に分からないようだ。 「 明らかに状況によって推測できるだろう・・・ 何か近い発音のものを連想できないのかタイ人は・・・ 」 など、いつも思うが、全く別の言葉に聞こえているようだ。 この脳構造は未だに理解し難く、少しは自分の頭で発音を変えてみるとか、声調を変えてみるとか連想して、聞き返すとかしてくれよ・・・ と思う。「この言葉じゃない?」 と言った感じで聞き返してくれる事も少なく、タイ人は怪訝そうに完全にフリーズする事がよくある。 それで、私なりに声調を変えてアレコレ言ってみるが、分からないモードに入ってしまったタイ人が、その後分かってくれる事はあまりない。 


この壁は大きい。 


でも、なぜか英語だと通じる。こっちもジャパニーズ英語でアクセントとかあってるか不確かなのに、さらにタイ英語も変な発音も多いのに、英語の方が聞き返される事が少ないから不思議だ。


タイ語が通じなかったら、英語に切り替えてみるのは、有効な手である。


例えば、今、指さし会話帳で「カーンパナン(ギャンブル)」とタイ嫁に色々と言ってみたが、丸っきり通じなかった。指さし会話帳で絵を見せてやっと分かって、「カーンパナン、じゃなくて、カーンパナンでしょ?」と言われた。それぐらい音に厳格であり、音が違うとタイ人はまるっきり分からない。


つまり、タイ語の勉強をするには、音ありき・・・という訳です。 本のカタカナ表記で覚えても、まず通じないと思います。 タイ語の勉強は、CDがついていている本で音を確認した方がいいです。


私がタイ語勉強の際に、重宝しているのが、このPCにインストールできる旅の指さし会話帳。 クリックして音が確認できるし、簡単な文章も発音してくれるので、一人で勉強するときには助かっています。


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でも、こうやって音を確認しながらタイ語を覚えても、タイ人に通じないことはよくあります。 本のカタカナ表記やタイ語表記で覚えるよりも、CDなどで音で覚えた方がまだ通じるようになるというだけです。

一番いいのは、タイ人に発音や声調をその都度直してもらったり、通じるか確認をとって覚えていくといった勉強法です。まあ、タイ人の恋人がいたり、タイ人の友達がいたり、タイ語学校に通っていたりしないと、難しいでしょう。