さて前エントリーの続きですが、翌日、タイ嫁はその家から自動車を買うような事を言って出かけたのに、「オートマは遅いマニュアルじゃないと。」など、自動車好きの日本人男性みたいな事を言い始めた。 その日同行したタイ嫁の友達のお兄さんの話が刷り込まれたらしく、結局、そのお兄さんの知り合いの自動車販売店から、買う契約をしてきたようだ。
縁故を大事にするうちのタイ嫁。 縁故にいい顔したいうちのタイ嫁。
そして、昨日、その自動車と初代自動車を交換しに行った。
初代自動車は、早々に荷台の冷房やオーディオなどのパーツを色々と外されたが、交換する筈の自動車が待てど暮らせど来ない。
3時間ぐらいしてやっと来た。何もする事がなくいつ来るのか分からないものを待っているのは、本当に疲れる。
2代目自動車は、ミツビシのピックアップトラックだった。 4ドアで後部座席もしっかりとドアがある。 まあ、外見こそ写真の初代ピックアップトラックと大差はないが、座席はどちらかと言えば、ソンテウ寄りにグレードがダウンしていた。味気のない総皮張りである。 パワーウィンドウから、手回しウィンドウへグレードダウン。 サイドミラーも手で調整。 この自動車はただ後部座席が少し広くなっているだけで、明らかにグレードダウンしている。 後日、パワーウィンドウへと補修してくれたり、荷台に屋根をつけて冷房をつけてくれる約束で、さらに、うちの嫁は5000バーツ貰っていた。
外見だけ見れば物々交換した事にはなるが、どうみても、得するのは中古販売店の方だろう。
タイ嫁に、今まで所有していたイスズの自動車は売れば幾らぐらいになるのか? ミツビシの自動車は売ればいくらぐらいになるのか? この自動車は好きなのか? 尋ねてみた。 タイ嫁が言うには、お金を払わずに交換できるからいいそうだ。 まあ、この自動車は、昔からタイ嫁がもっていたものだし、本人が損するのも分かっていて、それでいいと言うなら納得するしかない。
「個人的には気に入らないけど、また、金ができたら、このミツビシのピックアップトラックを売って、新車に買い換えればいいや。」と、思ってこれで良しとした。私の趣味で自動車を選びだすと、結局、高くついてしまうし。
しかし、その後帰宅してからしばらくして気分が変わったらしく(損が大きいと気づいた)、タイ嫁は今ならまだ間に合うと、また中古自動車店に電話をした。
電話の内容を聞くに、「旦那(私)がイスズの自動車が好きで、この自動車が気に入っていない。 他のイスズの自動車に代えてくれないか?」 というような内容の電話である。
旦那を悪者にして話す癖やめてもらえないかな・・・。別にイスズ贔屓ってわけでもないし。
という事で、今度業者と会う時があれば、「イスズの自動車が好きなワガママな日本人夫。」という設定ができてしまいました。営業マンならそれなりの成績をあげそうなタイ嫁です。他のいすずのピックアップトラックに、後日、代えてもらえるそうです。