外国人嫁の反乱 | チェンマイ・ランプーン20代で隠居生活

チェンマイ・ランプーン20代で隠居生活

家賃収入・ネット収入の不労所得と言われる収入で、20代をタイ北部の物価の安い地域で悠々自適に生きてた男も30代に突入。

 現在、国際結婚をしている男性が多いようだ。 この傾向は、今後も拡大していくと思われる。 私の周りは、むしろ結婚していない人が多い。 政府は少子化対策なんて現在していないに等しい。少子化傾向は年々拍車がかかったままである。 先送りにしていた国の負債や問題を解決する人がいなくなり、この国も幸先長くないだろう。

 今日、日テレで中曽根元総理とナベツネ氏の話を拝聴した。何でもかんでも、小泉政策のせい、今の若者世代のせいにして、自分たちの時代は良かったという懐古論が主流だった。そもそも、現在の社会問題の責任は小泉総理だけのせいではない、もちろん先送りされてきた問題を現在思うように解決できない我々世代の責任もあるが、先送ってきた中曽根世代にも重い責任があるはずだ。この国が現在ニッチモサッチモ行かない状態なのは、小泉総理以前の総理の責任のほうが大きい。


 国際結婚で多いのが、日本人男性と東アジア・東南アジア女性の例であろう。現在の少子化問題の原因の一つには、理想と現実のギャップがあげられる。例えば、女性は結婚の条件に旦那の収入を条件にする例が多い。男女雇用機会均等法が浸透し、女性の労働条件は飛躍的にあがり、特に男性に頼らなくても生きていける社会構造ができあがってしまった。そして当然の成り行きだが、彼女たちの結婚の条件は、男性諸子に厳しいものになってしまった。女性より収入が低い男性なんてザラにいる。現在の社会構造上、低所得者層(といっても、東アジア・東南アジアの貧困地域に比べれば高所得者層。)が多く、収入を結婚の条件にあげる女性の要望を満たすほどの収入のある男性は絶対的に少ない。しかもその一部の男性も仕事に追われていて、家庭を省みる時間が少なかったり、性格や容姿に難があったり、なかなか結婚まで結びつかない。


 そんなこんなで行き遅れた日本人男性は、東アジア・東南アジアに目を向ける人たちも多い。例え年収300万円程度だといっても、彼女たちにしては現地の男性たちよりも高給取りの部類になる。経済的な面がカバーできているので、後は、「 愛 」次第で日本人女性との結婚よりも比較的容易に結びつきがちである。


 しかし、そうは言っても、基本的には異文化の人間である。結婚してから我々の常識が通じないことはママある。


なぜだ!?現場は外国人妻ばかり

<インスリン>夫に大量注射 殺人未遂で中国人妻を逮捕

上記のようなリンクの記事をみると、私も一応考えてみる。タイカノはどうなんだろうと・・・。私とタイカノは逆で、タイカノが6歳ほど年上である。年齢差だけ考えると、むしろ私が金目当てでタイカノを殺したり、ストレスでタイで子どもを殺しちゃったりするようなものである。しかし、日本の倫理観が染みついている私は、愛するものが傷つけられないかぎりは、そんな狂行にでることは考えにくい。

 タイカノと私は、それなりに恋愛をしてきて結婚する事になったので、金目当てだけの様相は希薄であるが、金目当ての側面はなくもない。 まあ、しかし日本人女性と恋愛結婚してもある程度の打算的なところはあるので、結婚するならいっかなという程度のものではある。ランプーンのアパートの建設借金を私に払えということだ。もちろん日本で家を買うよりは断然安いのだが、勝手にやられたことなのでムカつかなくもない。ちなみにアパート建設費の大半はタイカノ出資である。一緒に住む家のお金の一部を払えというタイカノの言い分も一理なくもない。


 今回の中国人女性のインスリン投与事件のように、タイカノが私を殺すことは全く考えられない。殺すメリットがなさすぎる。私のほうが若いし、むしろ若い日本人男性を捕まえたということで自慢話のネタ元である。タイカノに金が入るような保険には入ってないし。今回の事件のように10年経った際に、タイカノが変貌したらどうしようもないが。現在のタイカノの性格の延長線上に考えても、殺されることはないと思う。タイカノは暴力が好きではない。ちなみに浮気したら殺すよとは脅されている。