損益計算書を作成してみた。 | 【匠】会計・英語・ITを武器に!バンコクで働くバイリンガル米国公認会計士のブログ

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こんにちは。謙信です。

前回は、留保利益(retained earnings)と利益(income)の関係を語らせて頂きました。留保利益は貸借対照表(balance sheet)上に表され、ある一定時点での「利益の累積額」を表します。また、利益は損益計算書(income statement)上に表され、ある一定期間での経営成績を表します。


さて、今回は簡単に、今までの【連載B/S】を振り返って、1月4日から13日までの取引をまとめて、損益計算書(income statement)にまとめてみます。


記事92_20120829_01損益計算書



1月4日の取引から振り返って頂くと、留保利益が$1,300増えていることを確認頂けると思います。

上記の図を見て頂くと、1月4~13日の取引において、$1,800の利益が出ています。

この$500の差は何でしょうか?

答えは、1月13日に行った、配当支払によって、留保利益(retained earnings)が$500減ったということです。配当(dividends)は、株主に対する利益の還元でした。