カンボジア、シェムリアップに移住してから2年半が経過しました。
その間に家を建てて、結婚して、子どもが産まれてと、月日はあっという間でしたね。
さて、今回は【僕がカンボジアで生活して1番、不便に感じたこと】について書きます。
日本の暮らしに比べたら、カンボジアは何もかもが不便そう…。
というのが一般的なイメージだと思いますが、個人的には日本よりも快適に暮らせています。
(地元の秋田と、長く暮らした東京が比較対象として)
・一年中温暖な気候
・ハリウッド映画の劇場公開は日本より早い
・満員電車の通勤(痛勤)なし
・物価が安い
・のんびり穏やかな人々
などなど、良い点はたくさんあります。
逆に不便だと感じることはほとんどありません。
1つ挙げるとするなら、日本語の本が手に入りにくい。これに尽きますね。
僕はもともと本が好きなのですが、特に海外にいる時は日本語の本に飢えます。
しかーし、アンコール・ワットのある街シェムリアップでは日本語の本を扱うお店はほぼ無し。旅行者が置いていった古本が辛うじてあるくらいです。
首都プノンペンのイオンモールには紀伊国屋書店が入っており、幅の狭いラインナップの中から購入することもできますが、わが町からは車で6時間もの長距離デス。
なので、読みたい本がある場合はアマゾンで購入して、実家に送りつけて(笑)まとめて国際郵便で送付してもらうということを今までやってきました。
こんな感じでどっさりと。
いやいや、紙の本が好きなんですよ。
好きな本は手元に置いておきたいんですよ。気になった箇所に蛍光ペンで線を引いたりしたいんですよ。
もちろん電子書籍も試してみましたが、スマホだと集中して読むことができませんし、味気ないなぁと。
ただ…。本を国際郵便ってのは送る方も、受け取る方もお互いに手間だよなぁ…と最近になって思い始め。
試しに、電子書籍リーダーを買ってみました。
これも時代の流れだし、海外在住だったら割り切りも必要かということで、渋々ですけどね。
購入したのはコチラ。
Kindle Paperwhite(第10世代)8GB 広告つき
Amazonのタイムセールで3,000円引きだったので、買ってみっか、と。
【良い点】
・薄くて軽いので実物の本に比べて手が疲れない。
・画面表示は本のような優しい質感。
・画面の明るさはスマホのようなドギツイ感じではなく、ふんわりと目に優しい。
・文字の白黒反転モードがあるのも状況に応じて使い分けができて良い。
・防水性能
【ここがイマイチ】
・電子書籍は全て白黒表示。オリジナルの表紙がカラーでも、白黒表示。雑誌には不向き。
・電子書籍は全て白黒表示。オリジナルの表紙がカラーでも、白黒表示。雑誌には不向き。
・電源ボタンが本体の真下にあって押しにくい位置。
・デザインがやや古臭い。画面の外枠の幅が広すぎて。
・タッチパネルの反応が鈍い。気に入った箇所に線を引く(ハイライト機能)はスマホアプリ版よりも反応が悪い。
今のところは概ね満足していますが、果たして本のニューノーマルとして僕の中で定着するのか、飽きてしまうのか。どうですかねぇ。
電子書籍が定着したら、カンボジア生活で不便なことはほぼ皆無になります。