どうでもいい話ですが、僕は子供のころから甘いものが嫌いだ。OKなのは炭酸飲料とアイスとチョコレートのみ。特に和菓子が大の苦手なのだ。
 そしてここタイにも甘いものはいっぱいある。タイのお菓子は必要以上に甘いのだけど、皆さんタイ料理は辛くて酸っぱい系が多いとお思いでしょうが、バンコクで食べるタイ料理はたいがい甘い。例えると甘めに寄った酢豚。なのでタイ中部料理も苦手なので、注文する時は砂糖入れないでとか甘くしないでと言う。
 ところが、そんな僕でも唯一食べられるタイのお菓子を紹介します。

 このお菓子はだいたいバスターミナルの売店とかローカルな雑貨屋で売ってて、カリカリの生地の上に大量のピーナツがのせられているものだ。

 見かけるとよく買って食べているのだけど、コンビニでちゃんとパッケージされて売られているようなものではないから、名前を知らなかった。
 で、今日売ってるところで訊いたら“トゥア・トート”だそうだ。トゥア=「豆」、トート=「揚げる」なので、直訳したら“揚げ豆”だそうだ。そんな名前なら揚げた豆(へっぴり豆とかでん六豆とか)も混同しちゃうから他に名前あるでしょうと詰め寄っても、タイ人はそれでわかるらしい。
 まぁ、名前はいいや。で、このお菓子を食べると必ず胸焼けする。油が悪いのか、大量のピーナツを摂取するからなのかはわからない。だけど胸焼けするのわかってても、つい食べてしまうお菓子なのだ。
 で、考えた。胸焼けしないこれが食べたい。日本の和菓子職人さんの手で、最高の粉と豆と油を使って作ってくれないかな?ピーナッツ入りの南部せんべい的な感じで、日本でも売れると思うけど。