僕のタイの田舎のある東北地方は生の唐辛子を使った辛い料理が多い。辛子味噌や辛いスープなのだけど、もちろんその辛味をつけるのは唐辛子である。
 唐辛子というと世界的には赤だけど、タイでは緑の方が辛いと言われてたりする。

 だけど唐辛子畑に行くと、赤も緑も同じ木に生えている。緑が熟すと赤くなるだけで基本は一緒のような。
 そしてタイ東北地方ではプリッキーヌー(タイでは一般的に小粒の辛い唐辛子の事をこう呼びます)と呼ばれる唐辛子があり、一般的に見られる赤と緑の唐辛子よりもかなり辛い。

 それがこの唐辛子(写真、激しいピンボケですみません)。赤やオレンジ、黄緑も混ざっているけど、ほとんどが白いのだ(実際は薄い黄色ですが)。そこである疑問がわいた。この白い唐辛子をを干したら熟して赤くなるのだろうか?ということで、数日ザルに入れて干してみた。

 で、こうなりました。買った時のそのままの色で乾燥唐辛子になった。そして味も普通の乾燥唐辛子よりも直線的に辛い。
 そこで考えた。僕は家で使うラー油は粉っぽくない唐辛子を買ってきて手作りしてるのだけど、通常では赤いラー油だけど、この白い唐辛子で作ったら白いラー油ができるのではないだろうか?
 白いラー油。ちょっと面白くない?イタリアンに使ったらおしゃれかも。