観光地に全く興味ないもんだから、そんな所にはひとつも行かずひたすら街歩きをしていたら、リスボンの下町でランチにいいリストランテを見つけました。リストランテなんて言うけど、実際はポルトガル風定食屋ってな感じだけど。

 近所のタバコ屋さんみたいなお店だけど、店内は汚い恰好をした人たちが多くて満席です。汚いというのは悪い意味ではなくて、たぶん近所の職人さんや大工さんなのではないかと思います。

 一人だけ英語が話せる店員さんがいるので昨日は何となくオクトパスのグリルを注文。そしてシーフードだから白ワインを頼むと500mlのデカンタだった・・・。

 そして出てきたのは本当にタコの足を焼いてオリーブオイルをかけたもの。味はまさしくそのままの味なのだけど、身がとにかく軟らかい。フォークで切れてしまうのだ。そして付け合せの小じゃががまた美味しい。
 これにデザートとコーヒーがついて6.5ユーロ(約900円)。観光の人とかはまず来られなそうな路地の奥にある店なので、値段も地元価格!そして飲み物は水でもコーラでもビールでもワインでも、全部同じ値段というどんぶり勘定!!よしまた来ようという事で、今日も行ってしまった。

 今日はなんとなく魚なんだろうと頼んだら、鯵のから揚げ定食だった。小さめの鯵が7匹も入っていて、付け合せはグリンピースと玉ねぎのアローシュ(ポルトガル風リゾット)。鯵のから揚げは骨まで本当に軟らかくて、頭から尾まで全部食べられる。そしてアローシュはアルデンテというにはちょっと硬いところが残り過ぎではあるけど、まぁぐちゃぐちゃよりはいいし、そして優しい味付けがとってもグッド!今日も白ワイン(500ml)飲んで、同じく6.5ユーロでした。あぁ、この店に来たいからまたリスボンに来よう・・・、なんて許されるのだろうか。