さっきバンコクの部屋に戻ってきました。久々のバンコクはねっとりするような暑さで、みなさんがタイにいらした時に空港で「タイはすごく暑い。」というのはこの事かと実感しました。
 と、別に“タイが暑い”という事がショックなわけではなくて、長年一緒に苦しんできた旅の相棒がバンコクの空港に着いた時に壊れてしまったことだ。その相棒とはスーツケース。これは今は亡き“マルエム松崎”製で、ANAのマイル期限が切れそうになったので交換してもらったものなのだ。だから結構高くていいやつで、日本へ行くのも旅に出るのも、泊まりの仕事へ行くのもいつも一緒だったのです。タイヤが壊れること数回、その度に修理屋を探して強引に直してもらって使ってました。と言うのも、マルエム松崎が倒産してしまったから、アフターケアが無かったからなのです。僕にとってマルエム松崎は子供の頃から聞き覚えのあるメーカーだった。よくクイズ番組の賞品でエースのサムソナイトかこのマルエム松崎のカバンが出る事が多かったからだ。その思い出のあるメーカーの相棒が壊れるなんて・・・。今回の旅で、途中格安航空で移動があったから大きなスーツケースが使えなくて、このちっちゃなやつにものすごく詰め込んでピチピチのパキパキになっていたから、ちょっと放り投げられただけで壊れちゃったんだろうね。それと長年の酷使による疲労もあっただろうし。ん~~、本当にショックだ。