田舎の田んぼは乾季は干上がって、雨期になると雨が降って水が溜まり田植えをする。日本のように川から水を引く所ももちろんあるけど、川が近くにないとそんな感じなのだ。
 だから雨が降って水がたまり始めると、どこからともなく水の中の生態系が復活し始める。最初は小魚や微生物なのだけど、稲刈りをする今頃になるとそれらもだいぶ立派になる。その中で僕が大好きなのが小エビ。

 用水路に籠を仕掛けておくと、一晩でこんなに撮れる。

 透き通ったかわいい小エビ、普通はこれをネギやミントの葉などとレモンや唐辛子、ナムプラーなどの調味料で混ぜて食べる。小エビもその酸っぱさと辛さに驚いてピョンピョン跳ね回る。かわいそうだけど、これがまた旨いんだ!