日本では太陽は夏でも冬でも南から常に照っていて、決して北側から照らすことは無い。だから南向きの部屋が人気で、昔からの仏壇屋や家具屋は北向きが多いのだけど、台湾を横切って走っている北回帰線以南であるタイは、夏になると太陽は北から差す。
 僕の部屋は北東向きの角部屋だ。これまで色々な物件に住んで得た経験からそうしている。だってタイの太陽は強くて、日のあたる部屋になんていれないから。だけど朝は1年中東の窓から日が差す。でもつい先月まではその角度が斜めに入ってきてたので問題無かったけど、今はまっすぐに入ってきて、ちょうど窓の正面のデスクで作業をする僕の背中をジリジリと焼くのだ。
 更に、昨日の夕方北側にあるベランダでアリの巣を探してたら、そのベランダに日が差してた。そう、ちょうど今頃から太陽は自分たちの頭の上を越えて北側へと行っているのだ。
 日本にいる時は考えたことも無かったけど、北半球でも北から太陽が差す所があるのだ。そもそもこの事に気づいたのは、去年やはり同じベランダで北向きなのに何故か日が差す時期があった時。北回帰線って言葉は昔から知ってたけど、その意味は全然知らなかった。僕って無知なのだろうか?