ときは2007年3月14日。

成田まで送ってくれるとはりきっていた父は風邪を引き、急遽妹の運転でまだ5歳だった甥を連れ、送ってもらうことになった。朝早い飛行機だったよう。父だったら早朝でも送ってくれたけど、妹だと自分の家のこともあるので急遽前日に出発し、成田空港近くのホテルで前泊することになった。すっかり大人だったが、送れないことで母が気の毒がって、その日の妹たちと食べた夕食代とホテル代をだしてくれた。

 

翌朝ホテルのシャトルバスで成田空港へ。パンパンに詰めたスーツケースが2つ。アメリカ留学を引き上げるときも送ってくれたアメリカ人の友人と夜逃げみたいにカウンターにすごい量の荷物を預けたなんて思い出しながら、全日空のカウンターへ行くとその2つのスーツケースの超過料金が12万円!!

えー----?そう、アメリカで同時多発テロ事件があってから、飛行機に預ける荷物の規定が厳しくなっていたのだ。。。ただただ焦る私にカウンターのお姉さんは、全日空の紙袋をくれ、「これに入れるだけ入れて預ける荷物を減らしましょう。」と言ってくれた😿。カウンターの前でスーツケースを開き、もう下着が見えてもそれどころじゃない感じで必死でスーツケースから荷物をだし紙袋へ移す、それもかなり重かったけど。。スーツケースを再度測量し、何とか超過料金は6万円ぐらいまでに収めた。全日空のお姉さんが女神に見えた✨。父が送ってくれていたら、この場で荷物を持って帰ってもらったのに。。。と最初からぺっちゃんこになりそうだったけど、そこは旅立つ喜びの方が勝っていた(*´艸`*)。