キャバクラの男子スタッフの仕事としては大きくは以下がある。(未経験からここ2週間で見えた範囲)


1.フロント

2.カウンター・キッチン

3.ホール

4.付回し


『フロント』は、店前に立って、お客様の店内への導入役。料金システム、店内の様子、女の子の質、出勤時間等を把握している必要がある。経験の浅いバイト・社員では出来ない。どのテーブルにどんな客が座っているか、女の子の数は店内のお客様に対して、どれくらい過不足になっているかを頭に入れて、外での客引き・ディスカウント交渉の対応等をする。

『カウンター・キッチン』は、オーダーのあったドリンク・フードメニューの作成。

『ホール』は、CAST(女の子)からオーダーを受けキッチンへ連絡、作成されたドリンク・フードをお客様テーブルへ運ぶ。また、テーブル上の灰皿交換やアイスボックスの交換を適宜行う。カラオケ機への曲転送の仕事もある。売上アップに大きく関わる店の雰囲気作り(オーダーを受けたときの声出し、庄屋の「よろこんで!」みたいなもん)を担う、お客様と直接接する大事なポジションである。もう一つ、大事な仕事として、延長交渉がある。時間制料金を採用しているキャバクラとしては上手く会話し、延長を獲得できるか否かで売上げが変わってくる。大事な仕事も担う。

『付回し』は、お客様にCASTを付ける役。どのお客様にどのCASTを付ければ効果的*か判断しながら、全CAST(既に各テーブルについているCAST、待機しているCAST)より、適当な時間をみて、各お客様に付けているCASTをCHANGEしていく。付回しの腕で店の売上げが変わると言われる重要なポジション。


 *効果的: 会話が盛り上がり延長してもらえることを狙うのはもとより、女の子をはがすタイミングで、

         お客様はこの女の子(CAST)とまだ話していたいと思えば、指名をして席に残そうとする

         =指名料を頂くことができる。

         また、女の子にドリンクを飲ませてくれれば、ドリンク代も売りあがる。

         まぁ、指名・ドリンクをもらえるよう、お客様のタイプにあった女の子を付けていく仕事ですね。



役職から見れば、以下のような感じか。


 バイト ⇒ 平社員 ⇒ 主任 ⇒ マネージャー ⇒ 店長



店長以上は会社の幹部としてデスクワークにシフトしていくのか?

この業界、生涯の仕事としてみて働いている人は少ないのか、オヤジはあまり見かけない!20代、30代までの仕事のような感じを受ける。

40、50代になったら、店長以上の役職者になって、現場にはあまり出なくなるのだろうか、それとも、ほんとにどっか転職していっているのだろうか・・・


あっ! 独立していくのか!?


要、リサーチだ!