長男の出家の日 2/2 | タイなつぶやき 〜自閉症・発達障害の子育て〜

タイなつぶやき 〜自閉症・発達障害の子育て〜

ローカルなバンコクで、重度の自閉症・発達障害の息子を育てています。

長男の出家の日、最後の記事となります。

昼食を終えた後、正式な僧侶になる為の儀式を執り行う為、本堂に移動します。

 

 

 

 

本堂へ入る前、
両親や、一番近い親戚が白い衣をつかんで、寺院の周りを3周してから入ります。
 

 
 
 
本堂の中へも、両親や兄弟、
一番近い親戚のみが入る事ができ、他の親族は外で待ちます。
 
 
 
 
長男はすでに数回、出家しているので一人で着れますが、
成人の出家の際は、先輩の僧侶や、祈祷師の方々が着させます。
 
袈裟を身に纏ったこの時点で僧侶になったと考えられる為、
タイの仏教では「女性は僧侶に触れてはいけない」決まりがあり、
例え、母親でも触れることは許されません。
 
 
 
 
僧侶になる儀式は、約2時間ほどかかります。
殆どが、先輩の僧侶や、高僧の言葉の復唱になりますが、
使われる言葉は、日常で使うタイ語ではなく
「僧侶の言葉」になる為、私には殆ど分かりません。
 
 
 
 
最後は、高僧からタイ仏教の言葉を頂き、正式な僧侶となった7人の青年達。

この日から、
それぞれが出家を申し出た時に決めた日数、修行する事になります。
ちなみに、長男は15日間を希望しました。
 
 
 
 
寺院の入り口にある、少し高い所から
リアンプローイターン / เหรียญโปรยทาน」を投げます。

リアンプローイターンを作った妻の記事はこちら↓

 

 

 

 

 

 

中には、硬貨が入っていて、沢山受け取ると良いと考えられています。

これが終わり、全ての儀式が終了。

現在、長男は出家を終え、普通の暮らしに戻っています。
これからの人生で、長男が希望すれば、いつでも出家は出来ますが、
この「成人の出家」は一生に一度の特別な意味を持ちます。

親としての援助も、これが最後なので、
私達も、無事に終わりホッとしました。
 
 
 
 
ちなみに、修行する場所は、
儀式を行った寺院でではなく、妻の実家の裏にある寺院で行われます。

写真は、移動してきて住職に挨拶している所。
 
 
そして、長々と続いた、
長男の出家の記事にお付き合い頂き、読んで頂き、ありがとうございました。

長男の徴兵のくじ引き、出家ともに4月の話で、
このままタイのお正月「ソンクラーン」へと続きます。

今、思い返しても、家族の大きな行事が続きに続いた4月でした・・・


 


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