タイ・長男の徴兵クジ引き | タイなつぶやき 〜自閉症・発達障害の子育て〜

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ローカルなバンコクで、重度の自閉症・発達障害の息子を育てています。

4月1日、長男の徴兵のくじ引きが行われました。

タイでは、21歳になる年の男性に徴兵義務があります。
ただ、全員ではなく、入隊するかしないかは「くじ引き」で決められています。
 
赤いクジを引くと入隊で、黒いクジを引くと免除になります。





当初、妻と太陽だけ行って、私は行かないはずでしたが、
急遽、一緒に行く事となり、妻の実家へ2泊3日の弾丸で行ってきました。
 
 

 
朝早くから、隣町にある警察署の一角にある建物へ行き、
書類確認や身体検査を受け、「軍隊に入れるか」のチェックが行われます。

この時、入隊できない程の持病や、背丈が基準に達していない場合、
太陽のように障がい(※)がある場合は免除されます。

※国が指定した病院の専門医によって発行される「障がい者カード」が必要です。
無い場合は免除されません。



 
多くの若者を一同にチェックするので、待ち時間も長く、
これだけで午前中が終わり、くじ引きは午後2時から開始されます。



 

親族は、野外に御座を敷いて待ちます。



 

一大イベントなので、出店も多く出ていました。



 

4月のタイは夏真っ盛りで、野外はかなりの暑さ。

最初は元気で遊んでいた太陽も、
お昼頃には「帰りたい、帰りたい」と。

今回、私が同行した理由がこれで、
太陽が我慢できなくなった時に妻は残り、
私が連れて帰れるように・・・と。

予想していた通り、くじ引きの瞬間を見ずに帰宅。
やはり、太陽は暑さで疲れていたようで家に着いてすぐに眠りました。
無理をしてでも、私も行って正解でした・・・



 

くじ引きは、
妻や親族がSNSを使って映像で中継してくれたので、
見ることができました。

結果は、黒いクジを引き、徴兵免除。

このくじ引きが終わり、翌日にはバンコクへ帰宅。
1週間働いて、長男の出家でまた帰省と、
我が家にとっての大きな行事が続きます。


 


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