タイ株SET指数
タイSET指数は825付近での推移です。
今月初めの水準よりも下落しているものの、他の国の指数と比較すると堅調な動きです。
今後は月初めの850付近の高値を抜けられるのがポイントになります。
抜ければ、年初の860付近、そして昨年の高値900が見えてくることになります。
チャート形状も逆三尊を形成することになり、期待できる形です。
逆に800を割るようだと、今年安値の730付近まで落ちる可能性もあります。
タイバーツは円高の影響もあり対円に対しては3.15付近での維持しています。
タイ株SET指数
先週大きく上昇したタイSET指数ですが、今週に入っても押し目無く上昇中です。
今日も14ポイント上昇し、終値は858.45ポイントです。25日移動平均からの乖離は9.3%と指数にしては少し乖離幅大きいのでそろそろ押し目を余儀なくされることでしょう。これだけ上昇してもまだ、出来高を伴って上昇しているので、海外から大きな資金が入っている可能性もあります。日本でもタイ株ファンドが構成されていますしね。
SET指数の年初からの上昇率は677→858で約26.7%です。対する上海指数は2728→3853で約41%ですから、押し目を作ってもまだ中国株が勝っています。将来性も中国株のほうが有るのは自他共に認めるところであります。
2006年初めから比較すればSET指数は713→858で約20%、対する上海指数は1163→3853で約331%であり比較にはならないほどタイ株のパフォーマンスが悪かったのです。それだけタイ株が出遅れていたと言えるでしょう。もちろん上昇していない株を買う必要はありませんので、上昇を確認してから参戦で問題ないと思います。