好調なタイ株、CPF | ホーチミン市(旧サイゴン)在住・証券アナリストのタイ株、ベトナム株、日本株ブログ

ホーチミン市(旧サイゴン)在住・証券アナリストのタイ株、ベトナム株、日本株ブログ

ホーチミン市(旧サイゴン)在住の証券アナリスト・竹内浩一が、ベトナムを中心に世界の金融市場を見渡すブログです。

 タイ株式が引き続き好調です。本日は、SET指数は前日比4.06ポイント(0.52%)高の786.54ポイントで引けました。

 タイ株で強い動きをしている優良銘柄の一つがチャルーン・ポーカパン・フーズ(CPF)です。本日のCPFは前日比0.20バーツ高の14.60バーツ。タイを含む東南アジアの強みである一次産品の食品加工をタイ(およびアジア各国)で行っています。ベトナム・ホーチミン市郊外の国道1A線沿いにも同社の食品加工工場があります。

 業績は好調。2009年の純利益は前年比226%増の101億9000万バーツでした。営業利益は順調に増加し、特にトルコ工場など海外オペレーションが絶好調です。CPFのブランド名での加工食品が世界中に浸透しつつあります。PERは9.96倍、配当利回りは(なんと)5.07%です。

 株は「安きを買い高きを売るもの」。SET指数の動向に注意を払いつつ、同社の株価動向を見守りたいと思います。