MINTのアナリストミーティングに出席しました。 | ホーチミン市(旧サイゴン)在住・証券アナリストのタイ株、ベトナム株、日本株ブログ

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ホーチミン市(旧サイゴン)在住の証券アナリスト・竹内浩一が、ベトナムを中心に世界の金融市場を見渡すブログです。

 私は現在タイに住んでいますが、東京本社スタッフから「現地からブログで情報を発信してみては?」との話があり、試験的にやってみることにしました。慣れない作業ですが、できるだけ日本の皆さんに役立つ情報をお届けしたいと思っていますので、今後ともよろしくお願いいたします。

 

 早速ですが本日は、バンコク・ラチャダム駅近くのフォーシーズンズホテルで開催されたマイナー・インターナショナル(MINT)のアナリストミーティングに出席してきました。






 マイナー・インターナショナルはSETの上場企業で、ホテル事業とファストフード、レストラン・チェーンの運営を手がけています。


 本日アナリストミーティングが開かれた「フォーシーズンズ」ホテルも、同社運営の高級ホテルのひとつです。ほかに「アナンタラ」ホテルや「マリオット」ホテルなどの経営権を持っており、タイだけでなくモルディブ、スリランカ、ベトナムなどでもホテル運営をしています。


 ファストフード、レストラン・チェーンでは、「ビザカンパニー」「スウェンセンズ」「シズラー」などを展開。タイ国内に654店舗、タイ以外の国に310店舗の合計964店舗の直営店、FC店を運営しています。


 同社の第2四半期の純利益は、前年同期比52%増の3億5100バーツと好調。好調の秘密はホテル部門で、高級ホテルに特化しつつあることだと見ています。


 一方、ファストフード・レストラン・チェーンはインフレにもかかわらず、メニュー改定も順調。メニュー価格に占める食材価格の比率も前年同期で0.4%しか上昇しておらず、ほとんど変化なし。ついては今後も直営店、FC店ともに拡大する方針。こちらは、タイ人のライフスタイルの変化が追い風になっているようです。