国士舘戦 | 日常蹴辺

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身辺雑記

06年2月22日 TM
ヴェルディ 1-0 国士舘大@ランド

昨日は我らが日本代表がアジアカップのグループリーグを戦うというので、これはオチオチ仕事している場合じゃないと、13時30分に会社をフケた。ウルトラスに混ざって、「さあーいけ、さむらいぶるー!」って歌って跳ねきゃ。
しかし、このまま小机まで行ったんじゃ早過ぎるか。しょうがねえからヴェルディの練習試合でも見て時間潰すか。

と、見え透いたウソはやめにして、キャンプから帰ってきて最初の練習試合、チームの仕上がり具合をこの目で確かめたくていても立ってもいられず、定時に上がれば小机間に合うけど、「今日はヴェルディの練習試合だから……」よりは「今日は代表の試合だから……」のが少しはまともな言い訳らしく聞こえるので、そういうことにしておいた。どっちにしろどういう会社だよ?と突っ込まれると辛い。

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午前は明海大、午後は国士舘大。えらく差のある相手だな。当然、国士舘とやるのが主力組ということになる。
スタメンはこんな具合。

   平本 バジーリオ

   永井    大橋

   金澤  大野

 藤田 萩村 戸川 柳沢

      高木

いやあ、こうやって書いてみると強そうだなあ。いい選手揃ってるなあ。普通これはJ2ではあり得ないでしょう。期待が膨らんでくる。< br>
試合は、なかなか簡単ではなかった。立ち上がりから国士舘が高い位置で厳しくプレッシャーをかけてくる。サイドに追い込まれてボールを失うことが多いし、中央でのトリッキーなプレーに対しても、寄せが厳しい。今年の国士舘は勝ち点剥奪もないわけで、謹慎しなきゃいけないのは京大アメフト部だけだろうから、名門復活にかけるモチベーションも高いことだろう。いや、それにしても厳しすぎで、カテゴリー下位チームとやる難しさ、しかもそれがシーズン開幕直前の練習試合とあっては、なお一層である。

だからといって、決定機を外している場合じゃないだろう、25番! なんとももどかしい前半がスコアレスに終わり、観客は程度の差はあれストレスを感じたと思う。なので、
「おまえらグァムまで行って、何やってたんだよ!」
と、熱い漢が怒鳴ってしまうのもわかる。普段のゴール裏で、あるいは11・26のテニスコートで、彼は多くのサポの気持ちをストレートに代弁してくれているから。

すると、反対サイドから一人で歩み寄ってきた男がいた。ラモス監督である。「まあまあ」となだめに来たのかと思いきや、
「選手はみんな一生懸命やってるんだよ!」
と正面から応戦したのでびっくり、というか内心笑ってしまった。さすがだ。

後半は国士舘のプレッシング位置が下がり、大分楽になった。前半のハイペースが続くわけもないのだが。
それにしても、選手の入れ替わりがあろうがヴェルディはヴェルディなのか。本当にみんなうまい。こんなにうまいのを、練習試合とはいえ、タダでこんな間近で見られるのは、本当にありがたいことだ。特にキックに関しては、大橋、大野、金澤、藤田といった組み立てに絡む選手の技術ってすごいな、と今さらながら感心してしまう。ただ、皆あんまり独力での突破を得意にするタイプではないとも言える。

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印象深かったものとしては、萩村の安定度の高さももちろんだが、金澤の賢明さというのが試合の流れの中の随所に発揮されていて、なぜこんないい選手を?とあらためて不思議に思う。黙々と口をきかずにプレーしているが、展開力があるし、いざというときはきちっとファウルする。
試合自体は、平本が得たFKで、大橋が蹴って萩村が合わせ、それが決勝点となった。決定機は少なくなかったのだが、FWの2人が……。

試合終了後、再度ラモス監督がやって来て、ヨシカズさんにこう言っているのが聞こえた。
「君たちの力が必要なんだよ。」
こんな平日にのこのこやって来るような連中は、そりゃあヴェルディのことを大事に思っていて、力になろうとしているのだ(先日立川でお会いしたおニイさんに、ヴェルディのスクール生時代の話とかいろいろ聞かせてもらった。ありがとう)。大丈夫です。今週末の千葉戦は本気でやりましょう。