ペルセポリス1 イランの少女マルジ
ペルセポリス2 マルジ、イランに帰る
(画像はamazonから拝借しました)
イランの少しハイソで、かなりモダンな家庭で育った少女マルジの目線から描かれた、社会の姿。
女性としての成長物語でもあり、自国の宗教・文化の中での葛藤と、異文化の中での葛藤、戦争と平和への想いが描かれていています。
解放された女性になるようにと、先進的な両親に育てられたマルジ。
マルジのまっすぐな目線によって、女性が受ける抑圧への抵抗、宗教への疑念、異文化で感じる疎外感と自国への回帰、平和に暮らすことへの罪悪感といったことが深く掘り下げられています。
イランだけの話ではなく、シビアさに天地の差があったとしても、普遍的な物語だと思いました。
また逆に、遠い国であるイランがどんな国か、一端を知るにも、よい本だと思います。
漫画としても、白と黒だけで描かれているとは思えない表現力があり、とても素敵です!
読み始めてみたら、夢中で一気に読んでしまうと思います。
アニメ化もされているようです。