2013年10月27日にジャパンサルサコングレス(JSC)に筆者の所属するチーム「Phoenix of Salsalion」が出演しました。
ちょうどこのころは台風27号が接近しており影響が懸念されましたが、27日は完全に台風が通過し朝からいい天気でした。リハーサルが朝から行われるため、筆者のチームは7:45に会場(お台場のZEPP TOKYO)に集合しました。
会場に入り、衣装に着替えてウォーミングアップをしました。8:30からリハーサルが開始されました。リハーサルは本番同様にステージの上で行われました。ここで初めて筆者はステージの上で踊ることになりました。初めてでしたが意外と緊張せず、大きなミスもなく無事終了しました。
リハーサル後は会場を出て、お台場のレストランで食事をとりました。レストランの中にはJSCに出演するほかのチームの方々も来ていました。どのチームも行動パターンは似ているようでした。
レストランでしばらく休んだあと、メイクのため会場そばのカラオケボックスに移動しました。ここで女性陣はメイクをしました。筆者含め男性は会場でワークショップを1コマ受講し、カラオケボックスに戻ってからメイクをしました。
16:00くらいにメイクが完了し、会場に戻りました。会場の2階席の一部が出演者の席となっており、そこに荷物を置きました。2階の空きスペースを利用して振付の復習をしました。
17:30からパフォーマンスが始まりました。JSCでは各チームは自分の出番が近付いたら自分でステージ左側で待機していなければならないため、早目にステージ左側に行きました。早め早めに行動したことで、比較的落ち着いた状態で待機できました。
筆者のチームの2つ前のチームがパフォーマンスを開始したところで、ステージ左側の待機場所に移動しました。かつてLos Salserosの発表会やサルホでもそうでしたが、もうすぐ始まるという瞬間が最も緊張します。
筆者のチームの出番となりました。チーム紹介のMCの後、ステージに入りました。筆者は最も緊張した状態になりました。
パフォーマンスが始まりました。すると緊張がうそのように解け、無念無想状態になりました。自分でも信じられないくらい体が動きました。途中のトリック(パートナーをジャンプさせたり、パートナーの頭上を飛び越えるなどいわゆるアクロバット技)や最後の決めポーズも成功しました。
ステージから退場しステージ右側のホワイエ(廊下)に出たときはパフォーマンスを無事やり遂げたという達成感でいっぱいになりました。チームで記念撮影し、祝杯ということでビールを飲みました。この日のビールは「勝利の美酒」といった感じでこのうえもなくおいしかったです。
会場2階席に戻るときに筆者のサルサ仲間からも「よかった」「素晴らしかった」とコメントをいただきました。しかもサルサ仲間の中には他のチームに所属している方もいましたが、その方々からも好意的なコメントをもらったことでした。もちろん筆者もその方々が出演するチームの応援をしました。チームの枠を超えてサルサをともに楽しむといううれしい経験をしました。
パフォーマンスがすべて終了したところで、筆者の所属するチームの応援に来てくださったみなさまと改めて乾杯し、応援のお礼をしました。
この後はDJタイムでフリーで踊れるようになっていましたが、疲労がどっと出てしまい大事を取ってDJタイムは参加せずに会場を後にしました。
筆者がサルサを始めてから目標にしていたのがJSC出演でした。今年(2013年)は筆者がサルサを始めて10年(筆者がサルサを始めたのは2003年3月15日)という節目の年で、いい記念になりました。
また、当日はLos SalserosやHya-Queといった筆者がお世話になったスクールからも出演し、師匠も会場に来ていました。おかげさまでこれまでご指導ご鞭撻くださいました師匠のみなさまに恩返しができました。
最高のパフォーマンスができました。師匠のみなさま、チームメイトのみなさま、応援してくださいましたみなさま、SHJやボランティアのみなさまに心から感謝いたします。