ひさびさに「サルサにまつわる一見ウソのような実話」をテーマに書きました。



その1 井の中の蛙!?


 ある日のこと、サルサを踊っていたら突然パートナーが「あなたとはリズムが合わないのでこれ以上踊りたくない」と突然踊りをやめてしまいました。


 筆者はパートナーが踊りをやめた理由がわからず呆然としました。というのも筆者にはリズムがずれたという認識がなく、別にこれといった落ち度が見つかりませんでした。


 ただしパートナー(以下「その女性」と表記)から途中で踊りをやめられたのは事実であるので、念のためその女性とどう踊ればよいのかを確認するために、他の男性と踊っているところを見ることにしました。


 すると、その女性は数名のグループで来ていてグループで一緒に来ていた男性と踊った場合のみ喜んで踊っていることが分かりました。しかも同じグループの男性数名は曲のリズムに合ってなく技を次々とかけていました。逆にグループ以外の男性については誘いを断っているか踊っても途中でやめていました。


 つまりその女性はグループの男性たちの踊り方に慣れ過ぎてしまい、筆者のようにグループ以外の男性の踊り方に違和感を感じようになってしまったと思われます。


 グループで固まってグループ内だけで踊ること自体は否定しませんが、慣れ過ぎると他の方とは踊れない(井の中の蛙)状態になってしまうのですね。



その2 こんなことあるのですね


 ある日のこと、曲がかかり踊ろうとある女性を誘ったところ「今疲れているので後で踊ってほしい」と断られました。そこで筆者は誘うのをやめ、この曲はスルーしました。


 最初筆者は「今日はこの方とは踊れないな」と思っていました。というのも「疲れているので・・・」という断りの文句は、「あなたとは踊りたくない」という意味が隠されている場合が多いからです。


 ただし今回の女性は筆者の知人だったので、ダメモトでもう一回誘ってみました。ところがここで他の男性も誘ってきてバッティング状態になってしまいました。


 するとこの女性が「この方と踊る約束をしていたのです」と筆者を選びました。筆者はこの反応に驚いたとともに自分を選んでくれたことに感謝しました。


 「疲れている・・・」で断られた女性と踊れたという経験はほとんどないので、これは貴重な経験でした。しかも女性のほうから選んでくれたということで非常にありがたかったです。



その3 本当にうまい男性は・・・


 ある日のソーシャルイベントで、休憩中に筆者のサルサ仲間(女性)と会話していた時のことです。そこでこんな話が出ました。


「そういえば、本当にうまい男性ほど一見踊り方が地味だと思いません?」
「どういうこと?」
「だって、本当にうまい男性は、相手の女性のレベルに合わせて技を選ぶので、ベーシックやクロスボディリードしかやってなくて地味に見えるの。でも相手の女性は安心して踊っているわ。逆にうまくない男性ほど相手に合わせず派手な技を掛けまくるので、一見派手だけど女性はついて行くのがつらそうで踊りとしては全く駄目ね」
「なるほどね」


 この話を聞いて筆者は「確かにそうだ」と思いました。公民館系のソーシャルイベント等さまざまなレベルの方が集まるイベントでは、確かにうまい男性ほど一見地味な踊り方をしているのをよく見かけます。


 筆者はこの女性の鋭い指摘に感心しました。


 では筆者はどうかって? 聞くのを忘れました・・・