筆者もこの地震の被害に遭いました。


 昨日(3月11日)いつも通り仕事をしていました。14:40頃ゆーらゆーらと揺れを感じました。筆者の職場はビルの高層階にあることから、震度2程度の地震でも大きく感じるので最初は様子を見ていました。ところが今回は揺れがあまりにも大きく、身の危険を感じて机の下にもぐりました。すると棚から書類が落ちたり、キャスターつきの椅子があちこちに転がったり、作業机からプリンタが落下したりなど職場は大混乱になりました。まさに東北地方太平洋沖地震の瞬間でした。


 ふと窓を見ると、黒い煙が見えました。よく見ると筆者の職場がテナントとして入っているビルの、隣のビルで火災が発生していました。ちなみに「お台場で火災発生」と報道された火災はこのことです。幸いにも火は消し止められ、延焼は免れました。


 TVで見ると東北地方の津波の様子が映し出され、この地震がただ事ではないことを感じました。


 交通機関は全面的に停止し、筆者含め職場のほとんどの要員が帰宅困難となりました。当日は「下手に帰るより職場で待機せよ」旨の指示が出て、徒歩やバスで帰宅できる方を除いた全員が朝まで職場にいることになりました。


 夜になり、窓を見ると海の向こう側に火が見えました。このころ市原(筆者の職場の対岸)のコンビナートで火災が発生していました。その模様をじかに見てしまいました。火災の風景を見て改めてこの地震のひどさを感じました。


 職場待機が決まったことでコンビニエンスストアに行き、飲み物や食べ物を調達しました。コンビニエンスストアは長蛇の列ができていました。すでに弁当やおにぎりは売り切れていました。筆者は職場待機の長期化を想定してペットボトルのお茶と、日持ちがして手軽に栄養が摂れるカロリーメイトとチョコレートを買いました。


 時折余震があり、満足に仮眠を取ることができませんでした。でも実際に被災した方々のことを思うと、この程度でよかったと感じました。


 朝になり交通機関が順次復旧したので職場待機が解除され、昼過ぎにようやく帰宅できました。家は奇跡的に被害が少なく、サイドボードの中のワイングラスが破損したのと本棚から本が数冊落下した程度でした。


 被災された方々に心からお見舞い申し上げます。


 またメール、ブログ等で根拠のないデマ、憶測記事等の発信・投稿が散見されますが、被災者の心情を害したり情報が混乱する懸念があることから、そのような内容のものを発信・投稿することは厳に謹んでいただきたくよろしくお願い申し上げます。