あけましておめでとうございます。
 本年もよろしくお願いいたします。

 ひさしぶりに投稿します。今回は2014年の筆者のサルサを振り返りたいと思います。


その1 踊る環境の変化

 2014年のできごととして取り上げたいのが、六本木のスタジオ「Studio Fiesta Latia」が7月12日で営業終了したことでした。ここは2003年にLos Salserosでサルサを習い始めてからずっと通っていたスタジオで、筆者にとってはサルサの故郷でした。スタジオが無くなったのは残念ですが、ここで習ったことが現在も活きており筆者のサルサが上達したのはこのスタジオがあってこそなので、永遠に心の中に残したいと思います。

 他には、筆者自身ON2もそれなりに踊れるようになったことで、ON2ソーシャルイベント(例えばサンデーソーシャル等)にも参加できるようになりました。


その2 ブラッシュアップ

 次に取り上げたいできごととして「ブラッシュアップ」があります。

 筆者は現在師匠のKIMI先生のチーム「Salsalion」に所属していて毎週土曜日に練習しています。この練習のおかげで下半身が安定し、踊りも安定したように感じます。特に足腰が安定したことでリードも安定し気持ちよく踊れるようになりました。

 また、練習を通じてON2もON1同様に踊れるようになったこと、ON2のリズムの取り方を徹底的に勉強したことでON1についてもより音楽を聴くようになり、音楽に乗る楽しさをより味わえるようになりました。


その3 ダンスコンテスト

 12月にダンスコンテストがあり、筆者はON2部門とバチャータ部門にエントリーしました。バチャータ部門はサルサ仲間とパートナーを組みました。ところがON2部門については、パートナーと顔合わせしたのは当日でした。

 コンテストでは、いつもどおり曲に合わせて踊ることに徹しました。残念ながらバチャータ部門は予選落ちでしたが、ON2については3位入賞となりました。

 この結果に筆者は驚きました。コンテスト後審査員に聞いてみたところ「ON2のリズムにぴったり合っていた」というコメントをいただきました。また総評で「リーダーはリスムに合わせること、女性をいたわること」というコメントがありました。

 これを聞いて筆者は自分のサルサの信念である「音楽を楽しみ、相手と楽しみ、自分も楽しむ」に間違いがなかったことを感じました。一時期自分の踊りが「つまらない」と言われたり、筆者とは逆で技をどんどん掛ける方、踊るときに会話して話術で楽しませる方にどんどん踊りたい方を取られ落ち込んだ時期がありましたが、このダンスコンテストでようやく報われました。


 2014年はいろいろありましたが、ある意味充実した年でした。

 2015年も引き続きよろしくお願いいたします。

 ひさびさに「サルサにまつわる一見ウソのような実話」をテーマに書きました。


その1 いつになったらレッスンできるの?

 あるイベントの無料レッスンに参加したときのことでした。

 その日は男性多めでペアワークのレッスンになったとき筆者含め男性数名が余ってしまいました。

 インストラクターがひとととり説明した後、パートナチェンジの指示が出ました。

 一般的にペアワークのレッスンのパートナージェンジは男性または女性がローテーションしますが、このインストラクターの場合は「近くの方と組み直してください」という指示でした。

 ここでとんでもないことが起きました。レッスンを受けていた方のほとんどがグループで来ていて、そのグループの中でパートナーチェンジを行い、筆者含めそのグループに入っていない数名は完全にあぶれてしまいました。次のパートナーチェンジのときもやはりグループ内でパートナーチェンジを行い、ペアが組めませんでした。結局1回もペアを組めませんでした。

 レッスンの終わりごろにインストラクターが「それでは曲で踊ってください。その前に何か質問がありますか」と声がかかったので「実はだれとも組んでいないのでそもそもルーティーンがわかりません」と言いました。

 この筆者の言葉にインストラクターが「失礼しました。ではアシスタントの方と組んでください」と答えました。その後インストラクターのアシスタントの女性が筆者のところに来て、レッスンのフォローアップをしていただきました。パートナーチェンジのときもそのアシスタントの方がずっとペアを組んでくれました。

 一歩間違えればレッスンにならないところでした。


その2 いつになったら踊れるの?

 あるイベントに参加したときのことでした。その日は若干男性多めで、女性全員フロアで踊り男性数名が待ち状態でした。

 曲が終わり次の曲で踊ろうとしたところ、フロアで踊っていた男性全員があっという間にフロアにいた女性全員を誘い、筆者は踊れませんでした。その次の曲も曲が始まった瞬間に同じようなことが起き、やはり踊れませんでした。結局ラストまで30分くらいこの状態が続き踊れませんでした。

 これは今でも苦い思い出として残っています。


その3 より確実に女性を誘うには・・・

 あるイベントに参加していたときのことでした。筆者がある女性を誘おうとしたところ女性から断られました。「こっちか先に誘ったのに何で?」と思い後ろを見たところ、背が高く手足が長い男性がいました。女性は背が高い男性のほうの誘いに応じたようでした。

 またある日のこと、筆者がある女性を誘おうとしたところ、筆者の横から小柄な男性が素早く筆者の前に出てその女性を誘ってしまいました。結局この女性を誘えませんでした。

 そこで筆者は対策を考えました。対策案がまとまり、イベントで実験することにしました。

 その対策とは「誘う前に周りに聞こえるように声を掛ける」です。実際に声を掛けて誘ってみました。ここでまたもや筆者の後ろに背の高い男性が来てバッティングしそうになりました。しかし筆者が先に声を掛けていたのでその女性は筆者の誘いに応じてくれました。

 また先に声を掛けることで「先に誘っている」ということが既成事実となるので、割り込み・横取りにもある程度効果があることが分かりました。

 ちなみに筆者が誘うときに声を掛けるのはこういうことがあったためです。


 

 毎度おなじみの日記のまとめがきです。今回は5月3日~6日のことを書きます。

●憲法記念日(5月3日)

 当日は休日出勤でした。しかし午後に仕事が終わったため夜は小伝馬町のJBAスタジオで行われたイベント「アタルンバ」に参加しました。

 19時過ぎに会場に入りました。このイベントにしては珍しく女性のお客さんが非常に少なく、最初の数十分はほとんど踊れませんでした。しかし女性のお客さんが後からたくさん来て、ようやく男女比がいい感じになりました。その後はたっぷりと踊れました。


●みどりの日(5月4日)

 午後から中目黒のイベントに参加しました。今回はATARU先生とRIE先生のレッスンがありました。ルーティーンは中級レベルで理解するのに一苦労しました。しかし技のコツを見切れてからは何とかできるようになりました。レッスン後はDJタイムとなり2時間くらい踊りました。

 夜は恵比寿のON2ソーシャルイベント「Club Style Salsa」に参加しました。最初にまさき(ち)先生ともっち先生のレッスンがあり、その後DJタイムとなりました。

 このイベントは初心者・初級者でも楽しめるON2ソーシャルイベントで、気軽に参加できます。こちらではON2でたっぷりと踊れました。

 イベント後、恵比寿の居酒屋でサルサ仲間数名で飲み会をしました。


●端午の節句(5月5日)

 毎年恒例のゴールデンウィークスペシャルレッスンに参加しました。当日はNAO先生&MASA先生のレッスンを2コマ受講しました。

 レッスンの内容は気持ちいいリード&フォローのやり方でした。1コマ目は基礎編で踊るときの姿勢やテンション、基本的な技のリード&フォローについて学習し、2コマ目は応用編で一歩間違えると相手を痛めかねない技で構成されたルーティーンをこなすことで、1コマ目の内容をブラッシュアップさせるというものでした。

 今回のレッスンは気持ちよくリードするコツについて詳しく説明がなされ、まさに目からうろこが落ちました。リードのコツは以下の言葉に集約されると思います。

 ・リズムにあわせてステップを踏むこと
 ・正しい姿勢で踊ること
 ・テンションに気をつけること
 ・フレームはしっかりと
 ・相手に合わせて踊ること
 ・リードは足ですること
 ・リードの前準備でプレリードをかけると女性は楽にフォローできる

 夜はラスリサスに行きました。この日はなぜか男性のお客さんがあまりおらず女祭り状態でした。ということでほとんど踊りまくり状態でした。


●振替休日(5月6日)

 ゴールデンウィークスペシャルレッスンに参加しました。当日はMITSUE先生のレッスンを1コマ受講しました。

 今回のレッスンは、どんな人にも合わせられるリード&フォローのやり方でした。クロスボディリードやインサイドターン等ペアワークのルーティーンは基本的なものでしたが、リーダーはあえて強く引っ張ったりテンションをゆるゆるにしたりする、逆にフォロアーはわざと大きく動いたり左右に曲がったりする、といったように互いに下手な動きをすることで、リーダー、フォロアーとも相手の動きにどう対処するかということを学びました。

 このレッスンも目からうろこが落ちる内容でした。こういう踊りをする方は結構多いので楽しく安全に踊るうえで参考になりました。「基本を踏まえたうえで相手に合わせて踊りをカスタマイズせよ」という言葉に集約されると思います。

 その後は中目黒のイベントに参加しました。ゴールデンウィークスペシャルレッスンで習った内容を実際に試してみました。まだまだのところもありますが、確かにより気持ちよく踊れました。習った効果がでました。


 終わってみたらゴールデンウィークはサルサ三昧でした。ありがとうございました。