「最新の学術研究から導いた
より良い人生を送るための思考法
と書かれた本。
響いたのは次の部分。
・失った時間とお金は
取り戻せないが
起きた出来事の解釈の仕方を
変えることは出来る。
・「能力の輪」
向き、不向きの境目を明確化。
欠点より能力に目を向ける。
能力の輪の内側と外側の能力差は
大きな開き。
・誓約を守り通す。
誓約を100%全うすることは
99%実行するより易しい。
・自分のフライトレコーダーを
作ること(失敗メモ)
原因究明、原因除去で
同じ失敗をしないこと
・本音はさらけ出さない。
安定した信頼を得るための
「二番目の人格」を作る。
自分を国として
内政、外政を兼務するだけ。
・良い人生のルール
本当に必要無いものを
排除すること
・人生の成功は
「何を得たか」でなく
「何を避けた」か。
ダウンサイドを避けることが重要。
難問の解を見つけるのでなく
難問を避けた方が良いことを
見つけること。
・感情は飛んで来ては
去っていく鳥のようなもの
・気を付けないと我々は
「アプルーバル・
シーキング・マシン」になる。
(=他者からの承認を求める機械)
誰かの承認を得るより、
自分で何かを成し遂げたり、
胸を張れるような生き方を
することに注力すべき。
・私たちの脳は
「現在、過去、未来」の
3つの時間レベルに関わる。
長期的な計画を立てること。
未来の思い出より
現在の経験を楽しむこと。
夕陽の写真を撮るより
夕陽そのものを楽しむこと。
素晴らしい経験を
積み重ねた人生は
記憶に残らずとも
素晴らしい人生に違いない。
経験を記憶の口座への
入金作業に費やすべきでない。
人生最後の日には
その口座は消えるのだから。
・私たちの自画像は間違っている。誰かが自分を
間違って評価しても驚かない。
何故なら自分も自分を
正しく評価できていないから。
日記をつけると、
自分の矛盾が分かり
自分を見つめることが可能。
・「加齢」と「死」は
私たちがよい人生を
過ごせたことに対する代価。
よい人生を過ごすほうが
よい死を迎えるより大事。
死について考えても意味なし。
よい人生について考えるべき。
・欲求と意義のバランスをとる。
・自分にとっての
「尊厳の輪」は何か。
妥協出来ない
優先事項・主義の明確な領域。
それは年齢とともに
明確化されるもの。
矛盾を招くため
何でもかんでも
輪に入る大きさは不要、
小さいままで良い。
小さいということは
他人との軋轢、失望も覚悟。
然し「尊厳の輪」が生死に
関わることはない。
尊厳の輪を守る戦いは
優位を保つだけでよい。
攻撃する相手を手こずらせ、
自分が主導権を維持すること、
若し、自分が妥協するときは
相手に出来るだけ多くの
代償を払わせるべき。
人間の信念は絶大な力があり、
その力が、よい人生の鍵。
尊厳の輪を設定し、強化すべき。
・スタージョンの法則
90%のものはガラクタ、
ほとんどのものは無視。
※スタージョン:アメリカのSF作家
・自分を重要視しないこと。
尊敬される人間になるためには、
謙虚であること(第二の人格)。
正直であること(特に自分自身に対して)
・自分の人生に集中。
エジソン、マンデラ、ガンジー、
彼らが時代を作ったわけでない。
時代が彼らを産み、
若し彼らがいなかったとしても
他の誰かを産んでいたのだ。
自分は取り替え可能な
存在として重要視しないこと。
・内なる成功を目指す。
億万長者が成功なのか、
普遍的な成功の定義は内なる成功。
古代ギリシャ、ローマでは
「アタラクシア」と呼ぶ。
アタラクシアに到達して
「心の安らぎ」を得ると
物事に動じなくなる、
不安がなくなる。
アメリカのバスケットの名コーチ
ジョン・ウッデンの言葉
「成功とは、
最高の自分になるために
全力を尽くしたあとに得られる」
死ぬときに裕福であるより、
内なる成功に向けて努力し、
今すぐに人生を充実させるべき。
外の世界での成功を目指す人も
結局、目指すのは
心の充実でしかない。
それなら回り道せず、
始めから
内面の成功を目指すべき。
幸せな人生の秘訣は
「内なる成功」。
久しぶりに面白い人生指南書。
虚勢を張らず、
他人に振り回されず
身の丈に合った生き方をすべし。
但し、自分に正直に一生懸命に。
かくあるべきです。
★★★
ノウハウとして次の部分も
興味深かった。
「秘書問題」
秘書選定の最適解
(応募者の数)÷数学定数2.718
この解を最初に面接し
不採用にするが
一番良かった人をメモリー。
→次に面接再開
→先の一番良かった人を
上回る人を採用。