天から与えられた使命を知り、
自己の運命を確立する
(=立命)。
人間学の本質を説く
安岡正篤の名著です。
学問は次の三つに分類。
①知識の学問
理解力や記憶力の学問
②知慧(ちえ)の学問
経験を積み、
思索を重ねる
人格的な学問。
③徳慧(とくけい)の学問
徳に根差した学問
(=人間学)
人間学には二つの条件。
①人間の
本質的完成のためであること。
知識の学問に留め、
立身出世のの手段で
終わらたらアカン。
荀子曰く
「窮して困(苦)しまず、
憂えて意衰(こころ)えず、
禍福終始を
知って惑わざるが為なり。」
これが出来ると
人格に
主体性、自主性、自立性が
備わるとのこと。
②「自ら靖んじ、
自ら献ずること」
内面的には良心の満足を得て、
世のため、ひとのために
自己を献ずること
哲学や科学を極めると
必ずそこには
絶対的、必然的なものがある。
これが天命。
天命を追究し、
これが天命というものを
立てること、
これが「立命」。
人生そのものが「命」。
人生=命は
動いて止まないから
これが運命。
運命は動き続けるが、
そこには法則がある。
その法則を掴むと
自主性が高まり創造性に到る。
自分で自分の命を生み、
運んでゆけるようになる。
人間は学問修養しないと
宿命的存在、
つまりは動物的、
機械的存在になる。
よく学問修養すると
自分で自分の運命を
作ってゆくことが出来る。
人間は命を知り、
命を立てることができる。
動物には出来ないこと。
命は自ら作(な)すもの。
人間は学問修養すべし!
深い言葉の数々。
身に染みました!
★★★