故あって
本書が書店で目に留まり購入。
病・ガンに対する考え方、
延命措置、医療に対する考え方が
改まりました。
昔、家庭で亡くなっていた
老衰死、自然死は
殆どがガン。
著者が老人ホームで見てきた
末期ガンの患者で
医療的な施しを受けない人は
痛みを感じないで
死を迎えているらしい。
ガンには
次々に臓器に転移する
「本物のガン」と
転移しない、命に支障のない
「ガンもどき」
があるという。
本物のガンは転移が早く
生存者がいない。
治っているのはガンもどきだけ。
筆者は言います。
ガンは「末期発見」
「治療断念」
「放置」が良いと。
自然死では
何も口に入らなくなって
7~10日後に亡くなる。
自然死は所謂「餓死」。
とても穏やかな死に方。
飢餓状態では脳内に
モルヒネ様物質が分泌され
痛みを感じずに
脱水によって血液が煮詰まり
意識レベルが下がり
虚ろな状態に。
更に息遣いが荒くなり
酸欠状態になると
また脳内にモルヒネ様物質が分泌、
炭酸ガスもたまり、
これは麻酔作用がある。
死は心地いい微睡みの中で
この世からあの世への移行だと。
日本人の死因でガンの次に多い
脳卒中と心筋梗塞。
ポックリ行けるはずが
何度も発作を繰り返したり
後遺症が出たり
寝たきりになったり…。
人間は致死率100%、
誰もが「未決の死刑囚」。
ガンは余命宣告されて
執行日が近未来に確定し
その準備も出来るとのこと。
考えさせられますね、
考えねばならんですね、
「死」に向き合うことを。
★★