「山内一豊(伊右衛門)」と
その妻「千代」の立身出世の物語。
知将でも秀でた武将でもない
真面目だけが取り柄の凡将
「山内一豊」は妻「千代」の
機知妙略により
「信長」「秀吉」「家康」と
主君を替えつつ、
最終的には、土佐藩24万石の
国主となる。
最後に千代が一豊を
「馬鹿」呼ばわりする。
何とも深慮が足らぬ措置を
一豊が行ったのだが、
大国を司る器量のない
夫を「馬鹿」と罵る千代の気持ちや
如何…。
主人公夫婦のキャラクターが絶妙、
秀吉など回りの登場人物も
キャラクターを既知、
ストーリー展開も早く、
司馬遼太郎にしては珍しく
「軽妙」な小説でした。
一気読み、面白かった!
★★☆