なかなか手強い本でした。
買ったのが2月。
上巻下巻合わせて880ページ。
通勤で読んでいて、途中断念。
今回、入院したことを機に読みました。
各地域の歴史を単純に書くのでなく
その相関関係を想像し、
時代毎に丁寧に考証して
紀元前から1990年代までを
紡いでいます。
壮大な人類の歴史を
リベラルに
世界全体を俯瞰的に網羅しながらも
簡潔に纏められております。
著者は、言う。
「文明とは、極めて密度の高い、
強烈な魅力をもつ社会であり、
歴史上いかなる時代においても
諸文化間の均衡は、
文明から発散される力に撹乱され、
文明の近隣社会は、何らかのかたちで
伝統的な社会、文化の構造を変えて
この新しい状況に適応しようとする。
したがって各時代の歴史は、
文明という撹乱の原動力の実態を
明らかにし、
次に文明以外の地域社会が、
その変動の波に如何に反応したかを
考察すれば、
その大筋をつかむことができる。」
このアプローチは、使えそうですね。
人間関係然り…。
勉強になりました。
★★☆