「八日目の蝉」 角田 光代著 ★★★誘拐した女 子供を奪われた男 子供を奪われた女 そして誘拐された女の子 事件前のそれぞれが背負ってきた人生を 事件後にそれぞれが背負ってきた人生を それぞれを取り巻く社会と それぞれが生きた時間を 丁寧に紡いで物語は展開されていきます 背徳と安堵、主観と客観の狭間を漂いながら 「自分が生きるということ」 「人の中で生かされているということ」 を考えされられます 「セピア色」を感じた物語は、最後に反転して 「青空の色」の余韻に浸れます 面白かった ★★★