ある意味全知全能だったとも言える。自分自身が全宇宙であり、全てだった。
私以外のものはなかったのだから。私のすべての認識が宇宙だった。
陰と陽のニ極性の発生は重大な出来事だった。137億年前の古い出来事だった。
陰と陽の物差しですべての量や質というものを知った。神の認識は増大し想像の範囲が広がり宇宙は拡大し、ほとんどのものが創造された。しかしながら、この宇宙は地球という惑星のある宇宙では無いのだ。
ということは、おっさんたちがみている夜空に浮かんで見えている星々のこの宇宙では無いの。宇宙は一つではなかったのえぇぇぇ。
この宇宙は、全能の神たち家族が住んでいる、最初の宇宙の誕生だった。
全能の神たち家族たちによって、ほとんどのものが創造されたがそれは物質ではなく、一種のエネルギーである。
拡大した神の意識によってエネルギーを創り出した。神自身の思考すら満足にできなかったのに、今は自由自在となった。神の宇宙のどこにでも移動することも可能になった。陰と陽がもたらした認識の賜物である。
陰と陽の神々は互いに愛し合っていた、二人での共同作業で何かを創造したいと思った。別々のパーソナリティを持ったもの同士で創造したいと思った。子供である。
二人がそう思った瞬間に無数の子供達が誕生したのだ。子供らは分身であり、同じ能力を持っている。我々二人と完全に同じエネルギーというわけではない。子供達はそれぞれのパーソナリティを持つが両親とは繋がっているのであり、子供達同士も繋がっている。それぞれの子供達の経験での認識は全員で共有されるのである。
子供達との意識はより拡大し加速した。創造力を発揮しこの宇宙を拡大し続けた。平和な時が過ぎていった。
新たに知るというものが無くなり全知全能が達成されたのである。
意識エネルギーである神達にとって完成とは終了であり存在理由を失うのだ。神達の宇宙には一つの方向性しかなく、つまり敵がいないのだ。だから不破も争いもない世界なのです。意識の拡大が止まったのは住んでる世界の構造的な問題であった。
ある子供達はこの宇宙を離れ未知の領域へ出ていって活路を見出すから、それまで頑張ってくれ。