24.手取川古戦場 ～ 上杉謙信軍が織田軍を撃破

2018年の秋の陣第2陣は１１月２２-２４日、車での越中・能登・加賀攻略、勢い余って越前も。
実際の出発は深夜、さすがに３日で1800㎞走破は疲れまくり。。
中央道から長野道経由で日本海に出てそこから西へ。
初日は和倉温泉、二日目は山代温泉に宿泊、最終日3日目は越前にまて食い込み最後は手取川古戦場。
加賀国の手取川で天正5年9月23日(1577年11月3日)に上杉謙信と織田軍が対決。

前年より七尾城を囲んでいた上杉謙信は9月15日に落城させる。
一方、柴田勝家を対象とする織田軍は七尾城落城を知らないまま梯川・手取川を越えて進軍、
この情報を得た謙信は迎撃すべく七尾城を出撃する。
柴田勝家は全軍が手取川の渡河を終えた所で初めて七尾城落城と謙信軍の松任城入城を知り、
即座に撤退を下命、しかしその途上謙信直率の上杉軍に追撃された。
結果、織田軍は1000人余りの戦死傷者、
さらに増水した手取川で多数の溺死者を出す大敗を喫した

一定の成果を得た謙信は七尾城に引き、
柴田勝家は、御幸塚の佐久間盛政、大聖寺城に自身の手勢を残し北の庄に退却。

事前の軍議で秀吉が離陣するエピソードは多くのドラマで描かれている。

古戦場碑があるのは下流。

石碑と概略。(16:17)

けっこうな川幅。

やはり勝山は内陸に深く入ったため、白山麓を抜ける最短ルートを選択、
この時期で雪が存在しドキドキしながら走行し、到着に2時間もかかってしまう。
状況的には松永久秀の2度目の挙兵などがあり、
信長自身が長駆北陸に出兵するのは考えづらく、唯一の戦いで直接対決はかなわずであった。
もっとも信玄との直接対決も避けており、
自身が出て敗れた場合の影響も考慮し、両雄にはあえて当たらなかったとも。。。

石碑しかないと知りながら豪快に回り道を立ち寄った。
やはり引っかかるものがあったのだろう・

以上で越中・能登・加賀、追加で越前の秋の陣は終了。
次回の活動はGWの春の陣。

城・宮殿に関する他のブログがあります(こちらをポチっとお願いします