街なかに核フィルターがあります。

アルバニアは共産主義時代、核攻撃を恐れて各地に核フィルター(防空壕)を作っていました。

共産主義政権が倒れて、核フィルターが必要なくなってからは美術館として活用されています。

ここはそのうちの1つで、核フィルター内部の見学と、アルバニア共産主義時代の歴史を学ぶことができます。
また、当時のもの(ガスマスクや鉄線など)を用いて作られたアート作品の展示もあり、共産主義時代の仄暗さ・皮肉を物語っています。

スカンデルベグ広場から南へ歩いて行くと、ピラミッドのような不思議な形の建物があります。これは、第二次世界大戦後に労働党第一書記として独裁的な権力を誇った、エンヴェル・ホッジャの記念館だった建物です。
建設時は共産主義の指導者(エンヴェル・ホッジャ)を称えるために作られました。

共産主義国としてアルバニアを無神国家にしたホッジャは、死後に自分の名前を冠した立派な記念館を建てるよう命じました。しかし、当時のあまりにひどい独裁体制の記憶から、ティラナの人たちはこの記念館に対しても複雑な思いがあるようです。

しかし、共産主義政権が倒れた後は廃墟となり、その後ティラナのピラミッドとして観光名所になりました。
今は時々子供がよじ登って遊んでいる程度で、地元の人達からは大切にされずに放置されてます。

とはいえ、アルバニアの歴史の証人という意味では、一見の価値のある観光スポットです。独裁者の記念館だけあって、ラナ川沿いの一等地にあり、ティラナ観光の途中で気楽に立ち寄ることができます。

青少年技術センターとして活用するようで、現在改修が進んでいます。
こちらのようにカラフルで明るいイメージに生まれ変わりつつあります。




















