出産記録その4
…….……
ひたすらに痛いという時間を過ごしただけだったと思います。
たぶん22時頃、助産師さんにこのままだと体力がなくなることが心配だからと睡眠導入剤を飲むことになりました。
これで少し休める…
と思いきや痛くて痛くて睡眠どころじゃなかったです。笑
というよりさすがに徹夜で眠くて瞼が閉じるのと痛くて目がギラッってなるの繰り返しでわけわからなくなりました…笑
痛いよう…痛いよう…
私は小声で繰り返し言ってました。
(私のいた部屋の前通ったらそれはそれは怪談話になるに違いない。まあ、助産師さん方は慣れっこでしょうがね)
でもパソコンでお仕事しながらもそばにいてくださる助産師さん。本当にありがたいです。
私
「お仕事何時までですか?お仕事ここでやって頂いてごめんなさい…」
助産師さん
「8時までですいいんですよ!向こうでやっても同じなので!」
優しい…
そんなこんなで数時間…
居ても立っても居られないくらいの痛みに
お下品な例えかもしれませんが例えるならお尻からおっきな石があってそれを出したくても張り裂けそうで出ない感じ。
もっとリアルな例えだとすっっっんっごい便秘してて出したいけど硬くなって大きくなって出ない感じ。早く出したくても裂けそうで裂けなくて出ないの。
目の前のトイレ行くのも30分かかってました。
ひたすらにひたすらにお産が進むのを願ってる時間。眠い、でも寝られない。
助産師さん、
「ごめんなさいね、ちょっとだけお部屋出ますね、何かあればナースコールしてくださいね」
と部屋を出ました。
ひたすらに痛みと闘ってました。
久しぶりにスマホを見ると主人からメッセージが何件か。
名前みーちゃん(本当は本名)にしようか
とメッセージが。
なかなか名前が決まってなかったのですが私の第一希望の名前。
え?本当?直前まで主人の中の候補にはなかったのにいいの?でも…
すごく嬉しかったです
頑張ろう、お産は見えるゴールがあるんだからなんてことはない、嬉しい痛みなんだから
でもいったぁぁい笑笑笑笑
今のタイミングでよくないのはわかってるけどいきみたくて仕方ない!!!
いきんでしまえ!!!!!
(ダメって言われてたけど笑)
その時
パンッ
破裂と共に足がびしょ濡れになりました。
あ、破水したんだ…これが破水か…羊水ってすごい量なんだなぁ…外で破水したら大変だったな…当たり前だけど生温かいんだなぁ…
あ、助産師さん呼んだ方がいいよね
なぜか頭の中は冷静でした。
そして人生で初めてナースコールして助産師さんを呼びました。
20日午前5時10分のこと。
楽になった気がする…これでやっと産まれる…
いや…
楽になってないな笑笑
↑産んでないから当たり前。笑
続きます