夏至から11日目(7月2日頃)を半夏生(ハンゲショウ)と言います。
植物の半夏生(ドクダミ科ハンゲショウ属、多年草)が、
その頃に花を付ける事が多いので、
この名前がつけられた様です。

 


葉の白い部分が半分・・・化粧の様な葉の姿・・・
半化粧^^;じゃないですね^^;

 


ところで、
半夏生の花ってご存知ですか。
とっても目立たない花で、
葉の下に隠れてしまい、
見えないことが多い花です。

 


その花・・・
穂先にたくさんの花を付けて咲きます。
開花する前の姿は、
ヤングコーン・・・みたいな^^;

 


その一つの花は、
2mmほどの小さ過ぎる花です。
萼片と花弁は、
退化して無いのですが、
その変わりに苞(苞葉)が6枚(写真では・・・)見られます。

 


雄蕊(6本から7本)と
雌蕊(1本の先端が3裂から5裂に分岐、写真は4裂です)の姿が
辛うじて(ファインダーを通さないと見れませんが(老眼だもん^^;))
見ることができます。

 


乳白色のか弱そうな花なので、
昆虫に訴求しきれない・・・
なので、
花の咲く時季に合わせて、
葉を半分ほど白くして訴求しているのかも!!
(中には葉全体の9割が白くなっているモノも・・・
しかし、葉全部が白くなることはないようです!!)

 


葉と共に花も見れるチャンスは、
葉が白い時・・・
そっと葉の付け根を見て、
花を見付けてみてください!!
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生薬名は、三白草(サンパクソウ)と言う名称で、解毒や解熱作用が得られるそうです。
その他にも、出来物,腫れ物では、煎じて作った液で患部を洗う等で除菌にも。
生の葉に食塩をふりかけ、葉をつぶす様に叩いて、葉の液を出し、その葉を患部に貼っても効果が得られるそうです!!

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一時、半化粧・・・マジで思っていました^^;