五月雨桔梗とその後に咲く
桔梗桔梗(キキョウ科キキョウ属、多年草)・・・

 


咲く時季の違いですが、
写真の桔梗は、
後者の桔梗だと思います。

 


日当り良好が大好きな桔梗。
余り日当たりの良い場所の桔梗だと、

 

(雄蕊が熟すまで、雌蕊に寄り添って・・・)


青い姿の花色は赤っぽく映ってしまう事も、
桔梗の泣き所で・・・

 

(雄蕊は完全に熟した頃、花弁側に開いてしまいます。この状態で雌蕊が熟してきます。)


昼下がりに木陰が出来る場所・・・
それでも赤味が微妙に感じられたりで、
厄介な花の一つです。

 

(雄蕊が熟し終わって、雌蕊が熟し始めている頃です。)


いつものパターンになっちゃいましたが、
ガス灯の様な姿の桔梗が良いですね♪

 


夏を彩る姿!!!
まだ梅雨前ですが、

 


巣湯が明けて暑い真夏に桔梗を見ると、
ほんの少しだけ涼しさが感じられたり♪

 


この透かした姿も好きな構図の一つなんです^^

 

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桔梗って、典型的な他家受粉の植物で、
雄蕊が熟すまでは雌蕊に寄り添って、
雄蕊が熟し切ってしまうと、雌蕊から離れて花弁側に倒れてしまいます。
そして、雌蕊が熟し始めるので、自身の雄蕊の花粉では受粉出来ない仕組みになっている植物の代表格です。
他家受粉しているおかげで、生息域の環境なども取り込んで(多様性の取り込み)育っていく仕組みですね。
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桔梗の花の紋章は、神戸薬科大学のシンボルでも!!!