北米からやってた帰化植物の・・・
春紫菀(キク科ムカシヨモギ属、多年草)。
観賞植物だった春紫菀。
いまでは・・・雑草と呼ばれる野草で、
道端でも空き地でも、
山野の日当りお良い所でも、
たくさん射かけることができる、
繊細な花弁を持つ植物です♪
花だけを見ると、
夏に咲く姫女菀(ヒメジョオン;キク科ムカシヨモギ属)とそっくり、
双子みたいな二つの植物。
花だけ見たら区別がつかないかも・・・
(比較すると、姫女菀の花弁の方が少し太い舌状花です。)
そのくらい似てますが、
葉を見れば、
一目瞭然で区別が付きます。
春紫菀の葉って、
茎を巻きこむようにして出ていますので、
細長いハート形の葉に見えます。
姫女菀の葉は、
茎から葉軸ふを伸ばして出ていますので、
細長い楕円のような姿に見えます。
時期も違うので、
両者が重なり合う6月後半が一番悩まし時期ですね。
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春紫苑の細くてスマートな花弁、
平均すると200本程の舌状花が付いています。
花弁の太さも1mm程度で、長さ8mmの繊細なんです。
花弁を手の平に当てて移動していくと、サラサラでとても気持ちいいです♪
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今は、雑草(野草)かもしれませんが、素朴で繊細で、素敵な花だと思うんです。
どこか懐かしさがこみあげてくる様な・・・