特別天然記念物の朱鷺(鳥類)。
この鳥の翼の下の色(とき色)と同じ色合いが特徴の、
朱鷺草(ラン科トキソウ属、多年草)です。
ちょっと見下だけですと・・・
紫蘭(21時にアップします)にも似ている・・・
朱鷺草の花をよく見ると、
唇弁(先端いん突き出た部分)の構造が異なり、
筒状になっているのが伺えます。
そして、
筒状の先端が糸状の裂けています。
この唇弁の姿が、
紫蘭と朱鷺草の大きな違いになります。
湿地を好む朱鷺草ですが、
昨今の湿地帯も激減して、
絶滅危惧種にも含まれている
貴重な植物です。
関東南部では、
箱根湿性花園で見ることができる植物なんです！！
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鳥の朱鷺と同じで、人工繁殖して絶滅を避けたい植物の一つでも。
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この植物も、日本自生の貴重な植物ですが、固有種では無いのが残念です。
日本のほかに、千島列島や朝鮮半島でも自生している野生の蘭なんです。