ちょっぴり早いお目見えの
松虫草(マツムシソウ科マツムシソウ(スカビオサ)属、宿根性多年草)です。
日本の広範囲に自生している日本固有種の園芸種版の一つなんです。

 


山地の草原に自生している松虫草。
その産地の草原も激減してしまったこともあるのでしょうね。
絶滅危惧種に指定している都道府県も多々あるようですし、
園芸種でもこうして出逢えるって有難いことかも♪

 


花は・・・と言えば、
中学の理科じゃないですが、
合弁花の一つにもなっている松虫草です。

 


合弁花ってなんじゃ・・・
花の作りで、
花弁が1枚の花・・・
アサガオ・ツツジ・タンポポ・ヒマワリ・キク
この5種が有名ですが、

 


松虫草も合弁花の一つに含まれているんです。
一つの花が小さくてたくさんあるので、
とても分かりにくいのですが・・・
分解してみると、
花が円錐の様に1枚で出来ている花弁なんです。

 


些細なことですが、
じっくり見てみると、
いろいろな特徴が見えてくるかも♪です。
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合弁花とは、
花弁の見た目が、数枚で出来ている様に見えても、全てが繋がっている花被。
小さな花が沢山集まって出来ている花でも、小さな花一つ一つが1回の繋がっている花弁であれば、合弁花となります。