花が大きく開いた状態で、
7cmから8cm程度の大きな花弁が見ものの、
大岩団扇(イワウメ科 イワウチワ属、多年草)です。

 


花弁の先端は、
波打ったリアス式海岸の様に・・・

 


花の中央に見える子房と雌蕊。
その周囲に5本の雄蕊。

 


そして仮雄蕊(花粉を作ることが出来ない雄蕊)が、
子房に合着した様に5本が・・・
この仮雄蕊・・・どこに見えるのか・・・

 


最初は分からなかったですが、
子房の周囲に張り付いている様に存在しているようです。
(見た目なので、もしかしたら間違えているかもしれません。)

 


どの文献にも仮雄蕊は合着していると書かれているので、
少しは信憑性もあるかと・・・勝手に思っています^^;

 


山野の植物だけに、
見れる時期も限られて、

 


撮りいく位場所ばっかりで、
滑って泥だらけになったり、
でも見れて良かった♪

 

~~~
仮雄蕊は、花などによって役割が異なりますが、
大多数の花の仮雄蕊は、花粉を作らない変わりに、
昆虫などを呼び寄せる役割があるのでは・・・と言われています。
合着した状態の仮雄蕊なので、
見た目の虫の引き寄せではなく、匂いなどによる虫の引き寄せなのかもしれませんね。