手弱女(バラ科サクラ属、落葉小高木)は、
大島桜系の栽培品種で、
八重系の中輪咲きの桜です。

 


原木は、
京都の平野神社境内にあるようです。

 


東京にも、
過去を遡ると、
1886年に荒川の堤防が改修された時に、

 


手弱女も提供され、
堤防の地固めに用いられた桜でも。

 


その桜も、
育って花を咲かせ、
江戸の五色桜の一つとして、
名を馳せたとか!!

 


八重といっても、
植物園で見た手弱女の花は、
半八重の様で、
中には一重のような花も混じって・・・^^;

 


それでも、
萼筒などは、
手弱女独特の色と艶が・・・

 


長い年月の中で、
植物も交配前の姿に戻ろうとしているのかなぁ・・・
~~~
手弱女って、「たおやかでしなやかな女性」を意味するんですね!!
その名の通り、花弁の端に微かなピンク色が見られる花でも。
蕾は、開花した時の色よりも濃いピンク色ですが・・・