連翹(モクセイ科レンギョウ属、落葉低木)も幾つかの品種があるんですね。

 

(シナレンギョウ)


外来種ですが、
よく見かけるシナ連翹(フォルシシア・ビリディシマ)は、

 

(シナレンギョウ)


少しだけ花弁が細長く、
葉と同時に明るい黄色の花を付けるので、
分かりやすいです。

 

(シナレンギョウ)


他の連翹(朝鮮連翹など)は、
花が付いて後に花でてきます。

 

(シナレンギョウ)


そして、
もう1品種は園芸種の連翹で、
リンウッドゴールド(フォルシシア・インターメディア・リンウッドゴールド)と命名されています。

 

(リンウッドゴールド)


こちらの花も花弁が細長いので、
シナ連翹と似通っていますが、
黄土色に近い色をしています。

 

(リンウッドゴールド)


花の色以外で違いを見ると、
花の中央に着目すると分かりやすいかも!!

 

(シナレンギョウ)


シナ連翹の花の中央部の側面は、
バーコードのようなスリットの様な柄が目に入りますが、

 

(リンウッドゴールド)


園芸種の連翹(リンウッドゴールド)には、
スリットの柄が薄っすらと見えるだけです。

 

(シナレンギョウ)


花付きは、
園芸種の方が枝全体に

 

(リンウッドゴールド)


たくさんの花を付けてくれるので、
見栄えは最高です。

 

(シナレンギョウ)


一方シナ連翹は、
枝に隙間をもって花を付けるので、
花数も少なく見えてしまいます。

 

(リンウッドゴールド)


色がスッキリしているシナ連翹なのですが、
庭木などでは、
やはり園芸種のリンウッドゴールドに軍配が上がってしまうようです・・・^^;

 

(リンウッドゴールド)

~~~
生薬の花と言われるほど連翹って優れモノなんです。
連翹の果実を天日干ししたモノが生薬の連翹で、
チフス菌、パラチフス菌、大腸菌、ブドウ球菌、肺炎双球菌、百日咳菌等に対して抗菌作用が強い薬とに!!

また、消炎、利尿、排膿、解毒薬や皮膚病、腫瘍性炎症、高血圧の予防など、様々な

 

(リンウッドゴールド)


効果をもったマルチな生薬の様です。