しなった枝に目いっぱいの白い花を付けて♪
ほんの少しの風でも揺れて・・・
なかなか静止してくれない・・・
雪が降り積もった柳の枝の様に・・・

 


そう言うことですね!!
雪柳(バラ科シモツケ属、落葉低木)って^^;

 


雪柳って日本原産の植物なんですね。
でも名前を付けた人って、
スウェーデンのツンベルグさん。
博学な方だったようです・・・

 


低木の枝に・・・これぞ雪の跡・・・
って感じがするほど、
枝に白く積もった様な小さな花が・・・

 


萼も花弁も5枚の小さな花ですが、
雄蕊は20本も!!!
雄蕊の花糸の根元には、

 


10個の腺(せん;分泌物を作ったり不要物を排出したりする場所)があって、
雌蕊は・・・なんと5本もあるし花なんです!!!!

 


小さな花、殆どが風によって受粉する風媒花の様ですが、
稀に虫媒花でも・・・

 


雪のような白いたくさんの花も、
鮮度維持は・・・3,4日くらいかなぁ・・・
あっと言う間に茶色っぽく変色しちゃうんです^^;

 

~~~
遥か彼方の昔、
出島に到着した医師のツンベルグさんが、日本で出逢った雪が積もった様な花に命名したのは。
滞在していた期間って、1743年11月から1年間、出島商館付医師として赴任していた様です。
医師でもあって植物学者や博物学者でもあって・・・分類学でも功績がある・・・多彩な方だったんですね^^;